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第9回「新たな木材利用」事例発表会を開催しました

第9回「新たな木材利用」事例発表会を開催しました


 

第9回「新たな木材利用」事例発表会の概要


 第9回「新たな木材利用」事例発表会は、平成30年2月6日(火)13:00~17:00、木材会館7階ホールにおいて、木材関係業界のほか、建築・設計、土木、家具・建具、行政・地方公共団体 等幅広い業種の方々を含め、総計120名の参加を得て盛会裏に終了しました。
ここに関係各位の皆様に厚くお礼申し上げます。(概要及び発表データはこの下にあります。)

吉条会長主催者挨拶

林野庁猪島木材産業課長挨拶

 

当日の発表データ(会場配布資料と違う内容のものがあります)は、次のとおりです。


次  第

 

 

 

(第1部) 「基調講演」   13時15分~14時30分

 

「都市木造の可能性」

発表者  株式会社 内海彩建築設計事務所 代表取締役 内 海 彩 氏
概 要 2000年の建築基準法の性能規定化によって、必要な性能を満たせば、どんな用途や規模の建築物でも木造でつくることができるようになり、耐震・防耐火性能を備えた中高層木造建築を都市木造と呼ぶこととしたこと、新しい木質材料(エンジニアードウッド)や解析技術の進歩・実験検証にもとづく法律や規制の合理化によって様々な木造建築が実現可能となってきたこと、都市木造は、森林の樹木と同じように炭素固定の役割を果たし、都市で木が使われている間に森では木が成長するので持続性のある循環型社会の実現が可能で、都市と地方を繋ぐことができることを説明。NPOティンバライズの活動を紹介し、都市木造の例として、(1)下馬(しもうま)の集合住宅(2003-2013)、(2)赤羽の集合住宅、(3)CLT caféを紹介するとともに、今後の都市木造で可能になりそうなことについて触れ、さらに都市木造が推進されてくることにふれ分かりやすく報告。

 

発表データ


講師略歴、連絡先等


 

 

 

(第2部)「木材を使った街づくり」事例とその評価

 

 ア 建築分野の木材の活用事例 14:20~15:10

発表者  清水建設株式会社 設計本部 教育・文化施設設計部 部長 牧 住 敏 幸 氏
概 要 ロングスパンLVLユニットパネルによる大屋根の下関ゴルフ倶楽部を事例として、倶楽部の原点に回帰し、自然と調和するクラブハウスとして、コスト的にも優れた木造の大屋根に挑戦し、建物重量を軽減したことにより基礎のコストダウンにつながり、用途地域の指定がない建築条件を活かして、要素をそぎ落としながら、創意工夫してシステム化することでLVL木造大屋根のダイナミックな空間を実現したことを報告。また、同社の東京木工場、寺社建築の取組み、国宝薬師寺東棟の保存修理、耐火技術の取組み、日本初のゼロエネルギービルの実現、ハイブリッド木質構法など最新技術の展開についても報告。

 

発表データ


講師略歴、連絡先等

 

 

 

  イ 「木造・木質化の多用途利用」WOOD.ALCの取組み   15:30~16:20

発表者  一般社団法人 日本WOOD.ALC協会 事務局長 松 浦   薫 氏
概 要 商品名W.ALC®(ダブリュ・エイエルシー:厚板集成版)は、Wood Attain Low Carbon Society「低炭素社会を達成させる」木材の略称であり、原材料の樹種は、スギ、ヒノキ、カラマツ、その他で、それを間柱、集成ラミナにして、厚さ120㎜、幅450㎜、長さ3m、4m等のサイズの厚板集成版にしたものである。生産供給体制も整えられている。性能的にも一時間耐火の国土交通大臣の認定を取得していること、工期の短縮、建物の軽量化、現場作業・施工の合理化・省力化、省エネルギー、居住性などの性能や全国各地の施工事例を報告。

 

発表データ


講師略歴、連絡先等


 

 

 ウ 「エステックウッドを使用した大型木造・木質化の展開」(大型物流施設等) 16:20~17:10

発表者  江間忠木材株式会社 エコライフ事業部 部長  前 野  晋 史 氏
概 要 窒素加圧加熱処理木材であるエステックウッドは、薬品使用しないで高耐久化と高い安全性を保持した製品であり、その利用事例として、大型物流施設の内・外装等のルーバーに利用し、その効果について報告。併せて、地域産材の利用事例として、横浜植物検疫所つくば圃場、みなとパーク芝浦、川崎市医師会館を報告。

 

発表データ


講師略歴、連絡先等

 

 

 

(付) 「地域材利用の木材関係者等への支援対策」事業報告  17:10~17:20

発表者  SMB建材株式会社 木構造建築部 部長  小 川 嘉 男 氏
概 要 木造化のキーワード、非住宅分野の市場拡大のためには、中低層建築物の木造化、面構造、内・外装木質化(不燃)がポイントになること、いずれの場合にも流通材・製材品が活用できること、事例として、工場建物、事務所、児童福祉施設、見学パビリオン、今年3月竣工予定の国内初の木造3階建て校舎の山形県鶴岡市の羽黒高等学校の新校舎建築工事(学校林などの活用、CLTを一部床に使用等)の事例の報告

 全木協連 坂東会長お礼の挨拶

 

連絡先:(一社)全国木材組合連合会、木材利用推進中央協議会
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-4-3 永田町ビル6階
TEL:03-3580-3215 FAX:03-3580-3226
URL 
(一社)全国木材組合連合会  http://www.zenmoku.jp/
木材利用推進中央協議会   http://www.jcatu.jp/home/

〔次  第〕
 

 
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