宣言決議

木材は、国民の快適な住生活を支えるとともに、低炭素社会の実現に不可欠な資材であり、その利用を一層促進していくことが重要である。

木材業界は、このような重要な使命を担っているが、経営環境は、住宅着工数の大幅な減少等により、厳しい状況下にある。

このため、木材業界は、下記の事項に対して多様な連携の下に英知を結集して行動し、未来を切り拓いていかなければならない。

  • 1.地域経済を担う木材事業者が希望を持って事業活動が持続できるよう、一層の景気対策、中小企業対策などの充実に取り組もう。
  • 1.地球温暖化防止に資する、住生活空間への木材利用の一層の拡大、木質バイオマスの活用・普及を進めよう。
  • 1.違法伐採対策の推進と合法性の証明された木材の普及利用に取り組もう。
  • 1.消費者・工務店との連携促進とJAS製品など安全・安心の木材普及・定着に取り組もう。
  • 1.炭素を固定し再生可能な「木材」の利用推進が図られる税制度、エコポイント制度などの導入に取り組もう。

以上、宣言決議する。

平成21年10月23日

第44回全国木材産業振興大会

全木連webトップへ