このページを >保存 >お気に入りへ >印刷 林業技士養成研修のご案内H17 |
日本学術会議木材学研究連絡委員会、同林学研究連絡委員会、同森林工学研究連絡委員会は、平成17 年度日本学術会議木材学・林学・森林工学研究連絡委員会合同シンポジウムを次のとおり開催されますのでご案内いたします。
〔シンポジウムの概要〕 日 時:平成17年5月21日(土)15:00〜17:30 場 所:東京大学農学部 弥生講堂 一条ホール 次 第 (司会)木材学研究連絡委員会委員長 富田文一郎 氏 ・開会挨拶 林学研究連絡委員会委員長 鈴木 和夫 氏 ・話題提供 (1)「産業としての森林業へ」 日経新聞社大阪本社編集局 山形 健介 氏 (2)「わが国の林業・林産業の活性化」東京大学農学生命科学研究科教授 白石 則彦 氏 (3)「林業と木材業の接点」 東京大学名誉教授 大熊 幹章 氏 ・閉会挨拶 森林工学研究連絡委員会委員長 太田 猛彦 氏 主 催 日本学術会議木材学研究連絡委員会、同林学研究連絡委員会、同森林工学研究連絡委員会
わが国では埋蔵資源に乏しいことから、再生可能な資源である森林・樹木などの生物資源の利活用を図ることが大切であり、自然環境と共存できる社会の構築が望まれている。すなわち、環境共生社会を構築するための森林・木材・生産基盤・自然環境等に関する科学と技術の展開やインフラストラクチャーの構築が望まれている。このような観点から、環境と調和した森林産業と木材産業の今後のあり方が問われている。森林の健全性維持には、改めて山と木材最終需要を効率的に結んだ産業としての森林業の構築が必要である。 一方、日本学術会議の在り方や運営の大変革が予定されている。これに伴って、次期(第20期)からは、現在の7部制や研究連絡委員会制度が廃止され、3部制や課題別委員会が設置される。このような背景から現在の研究連絡委員会を構成する学術団体が、それぞれの分野で今後どのように連携を図るかが問われている。現在の林学分野の3研究連絡委員会を構成しているいずれの学術団体も森林・木材・自然環境・環境共生等をキーワードとしてそれぞれの立場で活動しているが、今後は新たな連携が求められていると言える。 今回のシンポジウムは、このような二つの観点から企画しているが、それぞれの立場から提言いただき今後の方向を討論する。
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