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2-1.12 CAD・CAMシステムという言葉をよく聞きますが、どのようなものですか。

2-1.12 CAD・CAMシステムという言葉をよく聞きますが、どのようなものですか。

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  CADとは、コンピュータ・エイディド・デザインの略でコンピュータによる設
 計支援のことを指します。住宅の設計図の作成・修正には多くの時間や労力を必要
 としていますが、コンピューターにより簡単かつ迅速に設計図の作成ができるシス
 テムが開発されています。

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  また、CADシステムでは、設計図の作成と同時に住宅金融公庫の仕様書を作成
 するなど高度なシステムも普及しています。
  さらに、最近のCADシステムでは、平面図のほかにもお客さんのサービス用に
 外観図や設計した家の間取りを立体映像により仮想体験(バーチャルリアリティー)
 できるものも開発されています。

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  CAMとは、コンピューター・エイディド・マニファクチャーの略でコンピューター支援に
 よる住宅資材生産システムのことを指し、具体的にはコンピューターが
 設計を判断し住宅建築に必要な資材を自動生産するシステムとなっています。自動
 型の機械プレカットシステムにはCAMが搭載されています。なお、CADシステムと
 CAMシステムが連携し、データの受け渡しを行うことにより、設計からプレカットまで
 が自動化され、効率的な住宅資材の生産が可能となります。

   
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