このページを >保存 >お気に入りへ >印刷 木の街探検隊(事例紹介4) |
4.北九州市営住宅「ビレッジ香月」(福岡県) 政令指定都市における日本で初めての木造公営住宅である。炭住後の再開発として、暖かみ・潤い・明るい住環境を提供し、地区のイメージを一新することを目的に整備した。 木造だが民家調ではなく、現代的な雰囲気を備えた外観(若者にも支持されるように)が特徴。地域の大工・工務店が参加できるよう2戸1住棟とし、各棟ごとに別々の工務店が請負、同時に2〜3棟を建設した。 平成2年度福岡県建築文化大賞受賞。住民からは「内部真壁で木材現し、かつ、吹き抜けもあり温もりを感じる」「住み始めから結露等に悩まされることなく快適」「冬、特に暖かく感じる」などの反応が寄せられている。 実施主体は、木造住宅研究会(地域工務店4〜5社、北九州市建設局)【アルセッド建築研究所】 公営住宅建設事業を活用している。 |