このたび、(社)全国木材組合連合会では、下記の要領で違法伐採に関するシンポジウムを開催します。これは、本年3月に横浜で開催した違法伐採シンポジウムに続く第2弾となります。今回のシンポジウムでは、国内のこの問題の専門家をお招きして現状の分析と情報の提供をしていただきます。この問題にご興味のある方はシンポジウムにぜひお越しください。
森林違法伐採シンポジウム
危機に瀕する世界の森林 ―今、違法伐採が森林環境を破壊する―
地球温暖化による気象変動が地球環境を大きく変えてしまうと考えられるようになり、その原因となる炭酸ガスの排出を早急に抑制することが必要で、そのための枠組みが国際的に議論されています。森林は炭酸ガス吸収源として地球温暖化防止に大きな役割を果たしていますが、その森林が世界中で危機に瀕しています。
森林は地球環境の保全、生物多様性の維持、森林資源の持続的供給等の多面的機能を持っていることはよく知られています。世界中の森林がそのような機能を最大限、かつ持続的に発揮できるようにしなければなりません。また、豊かな森林を有する地域の人々にとって、木材等の森林の恵みが長期的、安定的に供給されることが必要であります。しかし、違法伐採、森林火災、乱開発等の森林に対する過剰な負荷が、木材輸出国のみならず世界各地で問題になっており、森林の健全性を危うくしています。
そこでこのシンポジウムでは木材輸出国の森林環境が直面している諸問題の解明と森林への脅威となっている違法伐採問題等の実態を明らかにし、一般の消費者にこの問題に対する理解を深めていただきたいと思います。
この機会に、多くの方にお越しをお待ちしております。
【日 時】 |
2002(平成14)年12月7日(土)13:30〜16:00 |
【場 所】 |
東京大学 弥生講堂「一条ホール」(農学部正門入って右手すぐ)
地下鉄南北線「東大前」下車徒歩3分(下図参照) |
【講 師】 |
日本大学生物資源科学部長 佐々木惠彦氏
住友林業株式会社研究主幹 小林 紀之氏
新潟大学農学部教授 荒谷明日兒氏 |
【進行役】 |
北海道大学農学部助教授 柿澤 宏昭氏 |
【主 催】 |
社団法人全国木材組合連合会 |
【後 援】 |
林野庁、全国消費者団体連絡会、消費科学連合会、
国際環境NGO FoE Japan、WWFジャパン |
【参加費】 |
無料(定員300名、先着順、事前登録不要) |
【問合せ先】 |
(社)全国木材組合連合会
千代田区永田町2-4-3永田町ビル6F
TEL:03-3580-3215 FAX:03-3580-3226
担当:総務部 加藤(kato@zenmoku.jp) |
【会場への交通案内】 |
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営団地下鉄
南北線「東大前」下車徒歩3分
千代田線「根津」下車徒歩10分
丸の内線「本郷三丁目」下車徒歩15分
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