「サステナブル建築世界会議 SB05 Tokyo」 (全木連協賛)
サステナブル建築世界会議はCIB(International Council for
Research and Innovation in Building Construction)により1994年イギリスで始まり、フランス、カナダ、オランダ、ノルウェ−と開催されるなかで、政府機関主催となり、その規模も大幅に拡大されてきました。そして、2005年9月国土交通省により東京で開催されるSB05Tokyoは世界中から1400名以上の参加が予定されています。これはわが国にとって持続可能な社会のためにこれワで深められた議論を実行に移す一つの大きな契機となります。
「地球環境・建築憲章」
2000年6月に建築関連5団体[(社)日本建築学会、(社)日本建築士会連合会、(社)日本建築士事務所協会連合会、(社)日本建築家協会、(社)建築業協会]により制定されました。
20世紀の物質文明の発達と都市化がもたらした地球環境への様々な脅威は、建築活動が大いに関わっています。これからは、建築をそれ自体完結したものとしてではなく、地域さらには地球規模の環境との関わりにおいてとらえられなければなりません。21世紀に目標とする建築の創造は、次の五つの特徴をそなえたものです。
《長寿命》建築は世代を超えて使い続けられる価値ある社会資産となるように、企画・計画・設計・建設・運用・維持される。
《自然共生》建築は自然環境と調和し、多様な生物との共存をはかりながら、良好な社会環境の構成要素として形成される。
《省エネルギー》建築の生涯のエネルギー消費は最小限に留められ、自然エネルギーや未利用エネルギーは最大限に活用される。
《省資源・循環》建築は可能な限り環境負荷の小さい、また再利用・再生が可能な資源・材料に基づいて構成され、建築の生涯の資源消費は最小限に留められる。
《継承》建築は多様な地域の風土・歴史を尊重しつつ新しい文化として創造され、良好な成育環境として次世代に継承される。
エコビルドでは、これらをテーマに適したすまい・建築・都市に関わる環境情報を、多彩な内容で紹介するイベントです。
■廃木材再資源化シンポジウム
国家プロジェクトの一つである建築廃材リサイクル技術開発の一環として開催されるシンポジウム。NEDOとして積極的に助成を行ってきたテーマを始めとした建築廃材リサイクルの最新技術を一同に会して紹介した後、テーマ担当者(パネラー)と参加者(一般来場者)との討論を行うことで、技術開発のみならず、今後の資源循環型社会体制の構築にまで踏み込む積極的な議論を行うことを目的としている。
- 主催−−(独)新エネルギー産業・技術総合開発機構(NEDO)
- 共催−−積水ハウス株式会社
- 後援−−経済産業省
- 日時−−2004年10月14日(木)13:30→16:30
- 会場−−エコビルド展特設セミナー会場
- 参加費−−無料
- コーディネーター:川井 秀一 [京都大学生存圏研究所教授、生存圏学際萌芽研究センター長、日本木材学会会長]
- パネラー:経済産業省、積水ハウス株式会社、永大産業株式会社、積水化学工業株式会社、アイン株式会社総合研究所(予定)
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