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森林総研成果報告会「シックハウスと木質建材」のご案内について
〜シックハウス対策としての特定の木質建材に関する化学物質の放散特性の解明〜


   

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森林総合研究所では、別紙のとおり、来る平成16年11月15日(月)、東京「消防会館 ニッショーホール」において、成果報告会「シックハウスと木質建材」〜シックハウス対策としての特定の木質建材に関する化学物質の放散特性の解明〜(本会協賛)を開催されますのでご案内申し上げます。

本成果報告会は、シックハウスに関連する最新の行政の動向、実務に役立つデータの見方・使い方、無垢の木材や木質建材からのVOC放散等の最新データが紹介されます。
つきましては、シックハウスに関連した、またとない貴重な成果報告会ですので、お勧めいたします。

なお、資料のみ送付を希望される場合は、実費(資料代+送料)にて、郵送可能です。

別紙+申込用紙

 

印刷用

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別紙テキスト部分

〜シックハウスと木質建材〜
先端技術を活用した農林水産省高度化事業成果報告
「シックハウス対策としての特定の木質建材に関する化学物質の放散特性の解明」

主催:独立行政法人 森林総合研究所
協賛:社団法人 住宅生産団体連合会
   社団法人 日本建材産業協会
   社団法人 全国木材組合連合会
   財団法人 日本住宅・木材技術センター
財団法人 林業科学技術振興所

建築基準法によるシックハウス規制が施行されておよそ1年が経過しました。
しかしながら、今回の規制の対象とならなかったトルエンや他の揮発性化学物質(VOC)についても建材からの放散低減が求められています。なかでもアセトアルデヒドについては、すでに厚生労働省の濃度指針値をめぐって混乱が生じている状況にあります。

この度、シックハウスに関する研究を行ってきた農林水産省高度化事業の成果の発表に当たり、住宅や建築の実務において有用な最新・未公表のデータが多く蓄積されていることから、広く住宅設計、生産や建築材料分野の方々も対象にした報告会を催すこととしました。報告会におきましては、最新の行政の動向について担当省庁からご講義頂き、また、現在最先端で活躍されている研究者から、現場での実務に役立つようにデータの見方・使い方についても平易に解説して頂く予定です。

またと無いこの機会を是非利用し、木質建材に対する正確な理解と低VOC化への取組みに役立てて頂けますよう、皆様のご参集をお願い申し上げます。


[開催日時]平成16年11月15日(月)13:15〜17:00 開場)12:45

[開催場所]消防会館 ニッショーホール 東京都港区虎ノ門2丁目9−16

[資料代金]4,000円(参加費無料)

[講演次第](司会)鈴木憲太郎 森林総合研究所複合材料研究領域長

□(主催者挨拶) 田中潔 森林総合研究所理事長

□(最新の行政動向)
1.「室内空気質汚染の実態とシックハウス対策」(仮題)
・・・石坂 聡  国土交通省住宅局住宅生産課課長補佐
2.「木質建材のシックハウス対策」(仮題)
・・・木村 穣  林野庁林政部木材課課長補佐
□(実務に役立つデータの見方・使い方)
3.「デシケータ法、チャンバー法の測定理論と放散メカニズム」
・・・田辺 新一 早稲田大学理工学部建築学科
4.「木質建材からのVOC放散特性の把握と室内濃度予測」
・・・井上 明生 独立行政法人森林総合研究所
□(放散に関する最新データ)
5.「無垢木材からのVOC放散特性」   ・・・大平 辰朗  独立行政法人森林総合研究所
6.「無垢木材のVOC吸脱着特性」    ・・・小幡 透   鹿児島県工業技術センター
7.「塗装木材のVOC放散特性」     ・・・大越 誠   独立行政法人森林総合研究所
8.「保存処理木質建材のVOC放散特性」 ・・・大村 和香子 独立行政法人森林総合研究所

□(質疑応答)  司会:吉田 弥明 静岡大学農学部
9.資料集に収めた論文、データ等を含めた全般についての質疑応答

 

 

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