(財)日本住宅・木材技術センターでは、平成2年度以降、「木をまなぶ会」を毎年度開催し、実践的にすぐ実務に役立つ講座として好評を得ているところですが、第14回目の平成15年度は、「木造住宅の新時代を拓く技術研修」として全木連外5団体の協賛により開催されます。
(1)住木センターの技術普及活動の一環
国土交通省と農林水産省共管で木造建築に関する技術の研究・開発・認証・普及を事業とする(財)日本住宅・木材技術センターが実施する実務に直ぐに役立つ最も充実した権威と定評のある講座です。
(2)日本で最も充実した木構造計算講座
新基準法に対応した最新のデータに基づく、高卒程度の基礎から木質構造の構造計画・構造計算体系等を中心に、木造3階建て、大型木構造建築、木造住宅の接合方法など専門の大学でも類を見ない有意義な、木構造全般の講義が受けられます。
(3)21世紀の時代ニーズをとらえた極めてトレンディーな講座
「信頼性と地域特性のある差別化された木造住宅」の再展開のための戦略を練る上で、底辺にある時代ニーズ(シックハウス対策、木造住宅の耐久設計法、防火マニュアル、リフォーム技術、事例を交えた地域木材産業の活性化の方向、地域材を活用した「いえづくり」への取り組み、工務店における住宅廃材対策等)を詳細に解説し、ヒントになるノウハウが学べる講座です。
また、一定の品質と性能が担保された木製品の生産・供給を図る上でポイントとなる木質材料の性能、木材の水分管理や木構造の試験・評価方法など、差別化戦略、新たなビジネスチャンスを検討する上でも参考になります。
(4)木構造の第一線の優れた講師陣
講師はすべて建築学会・木材学会・実業界の日本の木構造の中心で活躍中の方々です。
(5)実務中心の実践的講座
現在木構造を設計施工している実践に基づいた生きた経験とノウハウを盛り込んだ講義で、すぐ実務に役に立ちます。
(6)ネットワークが生まれる仲間造り
6回7ケ月にわたる長期の講習期間があるので受講者間、受講者と講師の間の交流で有機的なネットワークが生まれています。→活きた人脈の形成の一助に最適です。
(7)住宅建築の今後が分かるようになる
明日の住宅建築の見通しと発展のために何が必要かが分かり、いち早い再展開や差別化に役立ちます。
(8)多くの関連資料を提供
毎回講師書き下ろしのテキストにより豊かな資料が得られます。
(9)全回申込で受講料もリーズナブル(厚生労働省の助成5万円も可能)
受講料納入は原則は一括ですが、全回申込みに限り分割もご相談に応じます。
また、厚生労働省の「キャリア形成促進助成金」の支給も受けられる講座です。
(但し、計画書、申請書を6月末日までに提出する必要があります。詳細は事務局までお問い合わせ下さい。)
(10)テーマを絞って単回受講も受けやすい
各回に、関連のテーマを集中しましたので、そのテーマだけの単回受講がしやすくなりました。
等の特徴があり、最新の情報を含め実践的な木造住宅建築等が幅広く系統的に学ぶことができます。木材産業側としても実践的な需要ニーズを学び信頼性と地域特性のある差別化された木造住宅への材料供給を含め、木材の生産・供給体制を再構築する上で役立つものと思われます。