〔シンポジウム〕
文化遺産を未来につなぐ森づくりとは、技術とは・・・その意志を問う
〔趣旨〕
今の世に、古来より連綿と受け継がれてきた文化遺産を守り続けるその意義を再確認し、森林と伝統技術を維持継承する大切さを訴える。
日 時:2003年5月13日(火)
時 間:13:50〜17:15
場 所:東京大学 弥生講堂 「一条ホール」(農学部正門入って右手すぐ)
〒113−8657 東京都文京区弥生1−1−1 (地下鉄南北線「東大前駅」下車 徒歩3分)
参加費:シンポジウム1,000円(会員は無料)
主 催:文化遺産を未来につなぐ森づくりの為の有識者会議
〔内容及び出演者(敬称略)〕
●祝 辞 13:50〜14:00
●基調講演14:00〜14:40
有馬頼底 京都仏教会理事長 臨済宗相国寺派管長
相国寺一門の鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)の住職も兼任され、長年にわたり法灯を護持されてこられた立場から、森林と伝統技術を維持継承する方々へその必要性を語りかける。
●パネルディスカッション 14:45〜17:15
コーディネーター
後 藤 治 工学院大学助教授
文化庁文化財調査官として登録文化財制度制定に関わった実績を持つ立場から、文化遺産を未来に残すことが今の社会にどれだけ大切なことかを、ひも解いていく。
パネラー
伊藤延男 日本イコモス国内委員会顧問
日本はもとより、世界文化遺産の保存に長年関わられた立場から、木造文化財を後世に残すために必要な木材の種類、大きさや品質についての不安を訴え希望をさぐる。
大野玄妙 法隆寺管長
1300年前に建てられた祈りの場としての伽藍は、それがゆえに守り続けられてきた。文化遺産を守り継ぐその意義を、私たちの暮らしや環境にもつながるものとして考える。
鳥羽瀬公二 堂宮大工
堂宮大工として文化財の解体作業や補修現場に常に身をおき、先人の匠の技に直接触れ習得しようとしている立場から、伝統工法の将来を担う後継者育成への思いを語る。
定 員:
300名。 参加希望者は、氏名、所属団体、連絡先住所、電話、FAX、を明記の上5月6日までにFAXで申込んで下さい。(電話でも可)
問合せ:
文化遺産を未来につなぐ森づくりの為の有識者会議事務局
電話 042-308-7227 FAX 042-392-4355
Eメール bunkaisan@hotmail.com
〔東京大学弥生講堂「一条ホール」について〕
東京大学弥生講堂「一条ホール」は東京大学農学部の125周年を記念し、木質構造によって建設されたもので、平成12年3月に完成しました。
東京大学弥生キャンパス内では初の木質構造物であり、300人収容の一条ホールを中心に、開放的なロビーや会議室等で構成されています。
岩手県遠野産のベニカラマツ構造用集成材を用い、メインの一条ホールには、20mを超える梁が使用されています。 その他まさに適材適所に世界各地の木質材料や製品が採用され、木質構造物としてはユニークで完成度の高い建物となっています。
また、構造材の経年変化などを研究する実験棟としての役割も期待され、2002年日本建築学会作品選奨を受賞しています。
この建物の概要は、森林総合研究所の材料接合研究室のホームページの中でも紹介されています。 http://ss.ffpri.affrc.go.jp/labs/etj/hayashi/yayoi/yayoi.html
〔会場までの交通案内〕
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営団地下鉄
南北線「東大前」下車徒歩3分
千代田線「根津」下車徒歩10分
丸の内線「本郷三丁目」下車徒歩 15分
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「文化遺産を未来につなぐ森づくりとは、技術とは・その意志を問う」参加申込書
文化遺産を未来につなぐ森づくりの為の有識者会議事務局 御中
〔FAX 042-392-4355〕
bunkaisan@hotmail.com
上記メールアドレスをクリックし、表示される必要事項(ご所属、ご氏名、電話、FAX、ご住所(ご自宅 もしくは 勤務先)、Eメールアドレス)をご記入の上ご送信ください。
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