農林水産省と経済産業省は、農林水産業と商工業の連携の取組を広く取りまとめ、「農商工88選」として広く紹介することにより、多くの事業者の参考としていただくことを考えており、2月1日(金)から各地での優良な取組について公募を開始したところであります。
地域(広域圏、都道府県、市町村等)で、農林水産関連事業者と商工業事業者の連携等により活動を行っている事業体(団体、グループ等)が応募できます。
応募される場合、
○参加意思の表明(様式1) : 2月8日(金)(期日を過ぎても結構です) →その後、応募を取りやめても不利益はありません。
○正式な応募(様式2+別紙) : 2月22日(金)
が必要となります。
なお、連携の参考例としては、次のとおりですが、これにとらわれずご応募をしてください。
〔情報掲載URL〕
農林水産省
経済産業省
木材関係事業者が関係する「農商工連携」の参考例
【参考例1:○○顔が見える木材での家づくりグループ】
林業者と中小企業者たる製材工場、工務店の3者が連携し、環境意識が高いなどのこだわりの消費者に対応して、林業者はSGEC等の森林認証を取得、製材工場は天然乾燥材や特殊寸法材を加工、工務店は消費者の森林見学ツアー等を開催するとともに、こだわりの注文住宅を設計・建築する。
【参考例2:○○協同組合】
林業者と中小企業者たる集成材製造業者が連携し、これまで利用方法がほとんどなかったため、林内に放置されることが多い曲がり材も活用することで原料の安定確保を図り、集成材を製造する。
【参考例3:○○グループ】
林業者と中小企業者たる製材工場、木材チップ工場、デザイナーが連携し、製材端材、樹皮をチップ化し、ボード等に整形して、これまで利用方法がほとんどなかったため、林内に放置された間伐材などの小径木活用することで原料の安定確保を図り、デザイン性の優れる木質内装材等を生産・販売する。
【参考例4:○○グループ】
中小企業者たる製材工場、畜産事業者の和牛肥育農業者が連携し、製材工場から排出されるおが粉を和牛肥育農家が牛舎の敷料に利用するとともに、堆肥を生産・販売して、おが粉の有効利用、循環型畜産業を確立している。
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