府は6月27日、成長戦略と財政再建を車の両輪に経済財政運営を進めるとする「経済財政改革の基本方針(骨太の方針)2008」を閣議決定しました。
今回の方針の中に、「低炭素社会」実現に向け具体的な道筋や環境税の取り扱いを含め、税制全般を横断的に見直すことなどが盛り込まれています。
ポイントは次のとおりです。
経済財政改革の基本方針 2008の役割は、以下の4つの課題と3つの改革の視点から、日本経済の成長を強化するとともに、豊かで安心できる国民生活を実現するため、経済財政改革の道筋を示すことである。
(4つの課題)
- 包括的な成長戦略によって、世界の中で生き生きと活躍する日本経済の姿をつくる。
- 地球環境と両立する経済の姿をつくる。
- 生活の根底を支えるセーフティネット(安全網)を全面的に点検し直し、透き間のない社会保障制度をつくる。
- 政策全般にわたって、政策の受け手の立場に立って取り組むこと、すなわち、生活者・消費者が主役の政府をつくる。
(改革の3つの視点)
- 世界に開かれた経済システムの構築
- 政策の受け手の立場に立った制度改革
- 未来への責任
〔情報掲載URL〕
・全体像
http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2008/0627/item3.pdf
・本文
http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2008/0627/item1.pdf
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