令和元全木連発第123号
令和元年10月29日
一般社団法人 全国木材組合連合
会 長  鈴 木 和 雄

風しんの追加的対策への協力依頼の推進について

厚生労働省健康局健康課、厚生労働省健康局結核感染課から、令和元年10月25日付け事務連絡文書をもって、本会に対し、別紙のとおり、風しんの追加対策に係る対応について協力依頼がありました。
 風しんは、風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、強い感染力を有します。症状は不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群の子どもが生まれてくる可能性が高くなります。
 昭和37年度〜昭和53年度生まれの男性は、過去に風しんの公的な予防接種が行われていないため、自分が風しんにかかり、家族や周囲の人たちに広げてしまうおそれがあります。そのため追加的対策が行われ、住まいのある自治体から、風しんの抗体検査と予防接種を原則無料で受けられるクーポン券が送られています。
 会社の健康診断などの際に、風しんの抗体検査を受け、抗体がない場合は風しんの予防接種を受けるよう勧めていただきますようお願いいたします。
 つきましては、風しんの追加的対策の推進について、関係団体とも連携をとって、貴会傘下の組合員に周知徹底されますようお願い申し上げます。

 

別紙

【参考】厚生労働省の第13次労働災害防止計画のページ(計画の本文、概要、パンフレット)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000197309.html

【参考】厚生労働省ホームページ「風しんの追加的対策について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html

【参考】リーフレット(事業所の健康診断担当者様向け)
https://www.mhlw.go.jp/content/000557805.pdf

    リーフレット(対象者様向け(事業者))
https://www.mhlw.go.jp/content/000490987.pdf

 

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