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「建設リサイクル推進に係る方策」の公表について


 

 国土交通省は、平成20年3月14日、社会資本整備審議会環境部会建設リサイクル推進施策検討小委員会及び交通政策審議会交通体系分科会環境部会建設リサイクル推進施策検討小委員会(委員長:嘉門雅史 京都大学大学院教授)が建設リサイクルや建設副産物の適正処理等を推進するための方策について、これまでの検討及び意見募集の結果をもとに、「建設リサイクル推進に係る方策」を作成したことをで公表いたしましたらのでお知らせいたします。
 今後、国土交通省では、「建設リサイクル推進に係る方策」を受け、「建設リサイクル推進計画2008」を策定する予定です。
 なお、「建設リサイクル推進に係る方策」の建設リサイクル推進にあたっての個別課題に対する主要な取り組みの中で、建設発生木材については、次のとおり指摘されております。

○建設発生木材
 建設発生木材は、分別解体時の品質管理によってはマテリアルリサイクルが困難になるなど、再資源化業者の受入基準と合わず、結果的に縮減される場合がある。
 一方で、バイオマス・エネルギー需要の高まりから、マテリアルリサイクル可能な木材チップがサーマルリサイクルされる場合がある。
 このため、以下の施策を講ずべきである。

(1)国は、再資源化を円滑に進めるため、関係者の協力を得ながら利用用途に応じた木材チップの品質基準や建設発生木材の分別基準を策定すべき。

(2)国は、マテリアルリサイクル可能な木材チップについては、なるべくマテリアルリサイクルされるよう、関係者に対して啓発すべき。

(3)国は関係者とともに、CCA(クロム、銅及びヒ素化合物系木材防腐剤)処理木材のサーマルリサイクルについて検討すべき。


〔情報掲載URL〕
 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/00/000314_.html

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