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日本の森林を育てる紙缶飲料製品について


   

 

林野庁では、日本の森林を元気にするには、循環型資源である森林の「植える、育てる、収穫する」というサイクルを活発にすることが必要であり、そのためには、国産材の需要を伸ばして、山に金を還すことがとても重要であるとしております。パルプ・チップ分野の国産材自給率は12%足らずで、製材分野の自給率の32%に比べ低い水準にあります。

こうした中で、間伐材や製材端材等の国産材チップを約3割使用した紙製の缶(カートカン=円筒型紙容器)飲料製品があり、木材産業としてもこうした製品を積極的に使っていくことは重要と考えられます。

国産材の需要を拡大し、森林整備に貢献するため、紙缶飲料製品の利用、普及に協力を願い申し上げます。

因みに、紙缶飲料製品は現在、年間1億本が生産され、紙缶飲料はリサイクルも容易にできます。紙缶飲料の需要が伸びれば、間接的に国産材製材端材等からのチップ需要が伸びていくことにもつながります。

つきましては、会議、イベント等における紙缶飲料の利用、生産現場における利用などが考えられます。専用の自動販売機もあるようです。

紙缶は複数の飲料メーカーがアルミ缶等に比べ、リサイクルが容易であることから採用しておりますが、採用割合が高いのは、(株)ポッカ コーポレーションで、この会社のカートカン関係の概要は次のURLのとおりです。

〔担当:企画部指導課・細貝〕

(株)ポッカコーポレーション の カートカン関係の情報
他サイトもしくは別ウインドウを開くhttp://www.pokka.co.jp/eco/cartocan/products.html

 

 

 

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