木質燃料ペレットの特徴
(1)林野庁の資料によれば年間製材工場の廃材木皮は100万m3建設廃材は900万m3発生している、これを焼却炉で燃やしているものをバイオマスエネルギーとして石油代替で 利用すれば石油の輸入を減らし温暖化防止に役立つ。
(2)木質廃材はそのまま粉砕して燃料として利用する場合、その工場内で利用する場合は我が社が数十年来開発してきました木屑ボイラーにて充分対応出来ますが、他の工場で利 用する場合は輸送の困難さと全自動で石油代替として全自動で運転する必要が有り、固 形燃料ペレットとして(600s/m3)小型サイロで操作しないと全自動ボイラーとしてで動かない。
(3)従来都市ゴミをRDF燃料として利用する計画があり、全国各地で利用去れ始めたが、 木質燃料ペレットもこの機械にてペレット化する訳でありますが、ゴミRDFと区別する必 要がありRDFは15ミリ〜25ミリ純木質RDFは6ミリ〜8ミリストーブの場合このサイズが良い、建 設廃材のRDFとプラスチック入りのRDFは10ミリ〜15ミリ(いずれも比重は.6)と区別したい。
(4)このように6〜8ミリの小ペレットを作るには荒粉砕したままの木片では整形出来ず、もう一 つ微粉砕化(解繊)する必要がある。また剪定枝や木皮には石砂が入っており、風選して 木質のみで解繊機に送らないと刃が損傷する。
(5)間伐材、剪定枝、木皮は水分が多い(湿量基準50%以上)の水分があり、これを乾燥しない とペレットにならない、乾燥に石油を使ってはマイナスになるので我が社はトロンメル自然乾燥機を 開発して(特許申請中)通常の天候なれば(湿度80%以下)一夜にて自然乾燥出来る。
(6)間伐材、剪定枝、木皮を燃料ペレットとするには以上の工程を経て4500キロカロリー/sの燃 料となりはじめて石油の1/2の燃料価値が生じ10円/sなれば40円/リットルの石油の1/2の費用でエネルギーが得られD4の如く超小型蒸気タービンを利用すれば、エネルギー効率が上昇します。
(7)純木質廃材ペレットのボイラーは通常の集塵装置付きのボイラーでよろしいが、単なるRDF燃料や建設廃材のRDFまた紙とプラスチックを組み合わせたRPF燃料をボイラーに焚く場合はDNX対応ボイラーとしてバッグフィルターによる濾過集塵機を備え、消石灰投入中和装置を付設しますのでダイオキシン他大気汚染物質を規制値以下に制御し安心して使用出来ます。
詳細は
インターネットホームページアドレス :http://www.gatein.ne.jp/ktboiler/
参照下さい
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