〔文責:企画部指導課・細貝〕

21世紀に向けての木造住宅のキーポイント

――全国木造住宅機械プレカット協会記念講演要旨――

 

日  時   平成8年6月14日(金)

場  所   麻布グリーン会館

講  師   福岡大学建築学科教授 須 貝 高  

 

〔講演要旨〕

1.はじめに

住宅センターを通じ木造住宅との関わりや木造住宅の研究を長くやってきた。省エネルギー基準を作る昭和53年から住木センターで研究が始まり、断熱をするとどのような効果があるか、耐久性を劣化させないで断熱性を高めるにはどのようなことが必要かなどについて研究が行われ、林野庁・建設省には大変お世話になった。

先般、NHKからカビが生えることに対してどのように対処したらよいのかということを放映したいとの話があったが、日本の6月〜10月までの非常に雨の多い地域でどのような住まいづくりを考えればよいのかとうことが話題になってくる。

(OHP=金融公庫の調査した資料?)

建替え住宅は今から20年〜25年前に建てられたものが1/4建替えられているというデータがあり、24年以内に約半数の住宅が建替えられている。それが30年位経つと60%位になる。

今、建替えられている住宅は昭和45年から50年近くに建替えられているものが一番多い。新設の戸建て住宅では100万戸がうなぎ上りに建てられた時期があり、この時期に建てられたものが建替えられていくとすると、言い過ぎかもしれないが、日本の住宅産業は建替え需要を取っただけでも大変な数が見込めることとなる。〔図1〕

従って、あらゆる企業が住宅産業に参入するようになり、家電のサンヨーやベスト電器等が住宅産業を手がけるとかいったことも多くなってきている。住宅の需要に対応できるような企業でないと伸びていかないともいえる。

 

2.伸びる建替え需要への対応

建替えというのは、20年あるいは25年間、土地を買って雨露をしのぐために建てたものであっても、例えば40歳近くになって建てた住宅が50歳近くになると、夏の暑さや冬の寒さ、カビ臭いとかいろいろな問題があるということを体で体験しているので、今後建てる住宅は強烈なフロソフィーというかある種の思いをもって住宅を建てることとなる。

そうすると、それに対応できる住まいとは何かということが大きな課題になる。色々な調査例の中から、建替えを行うユーザーはどのようなことを考え、どのようなことを希望しているかについてみると、

伸びる建替え需要施主は工期に注目=建替えのわずらわしかった点は、引越しと仮住まいを探すことであったり、近隣対策、工期の延長というようなことがある。建替えに際して、時前に配慮した点をみると、工期という項目が大変多くなっている。

この辺のところが、プレカットは、精度・品質を上げるということと工期を短くするところに何処まで接点をもっているかということを、現場での人工の合理化という視点を建替え需要をしなかったり、あっても止めてしまったりすれば問題になる。

住宅の気密化が悪いというようなことが本や新聞に書かれるが、気密化そのものは隙間風を無くし、省エネルギーの暖かい環境を造る。あるいは高齢者の足元を冷やさないで脳卒中等を起きにくくするということで、大変結構なことである。それに伴って、換気ということが十分に伴っていない建物は問題になる。〔コピー4〕

元々、日本の住宅の中に換気をするというコンセプトがなく、英語で言うベンチレーション?という言葉はない。換気という言葉が日本にないのはどこからともなく入ってくる隙間風で換気されているからではないか。いつのまにか換気されている環境と密閉化されると換気されなくなるといったことがこんがらかってきているので、この辺のところは、プレカットして狂いも無く、精度も高く、隙間風もなくなってくると、次第に気密化住宅になっくる分けである。

この中で、換気をどのようにするかということが問題になっている。それは、機械換気に依存してよいのかということもあるし、機械換気というのは住んでいる間に壊れ確認できなくなったらどうするかということがあるので、自然換気によって最小限の換気が行われる(0.4回)。それでも汚れる空気、例えばたばこを吸う人が多いとか、その他空気が汚れる場合、機械換気ということになる。しかし、機械が壊れても大丈夫なような住宅を自ら造る必要がある。

住宅の気密化が悪いというようなことをいわれるのは、建築サイドとして心外であるが、今のような問題が起きるケースがあるということを新聞社にも言っておく必要がある。

しかし、日本の住宅はアルミサッシになり、気密化になると化学物質などが建材から蒸発して出てきて室内を汚染する。特に合板等の接着剤のホルムアルデヒドが確かに多くなってきている。多いのは押し入れで、米国の基準(0.1PPM)の5倍にもなる。何故かというとベニア板を貼ってあり、温度が上がるほどホルムアルデヒドが出てくるからである。同様に子供部屋も高く、原因は家具にあり、そこにベニアが使われている。目がチカチカするのがホルムアルデヒドであるが、通常出回っているものにホルマリンが使われており、ホルムアルデヒドを使うと接着力がでてくる。これをぬこうとすると接着性が落ちることになる。それをさらに揮発させようとするとかなりの高温で長時間掛かることになる。

最近、色々な基準があるが日本には無いので作る必要があるのではないかということを見城美恵子氏?と厚生省の方がテレビで言っていた。

私どもが実際に測定した概要は、アメリカの基準が0.1PPMということになると、押し入れ、特に子供部屋のいい環境を作ろうと思ってロフト?を作り、そこに合板を貼った。目がチカチカするというので行ってみると、夏の日射を受けると打ち上げ天井の場合の野地板の温度は40度位になる。斜め天井の場合は45度とか50度近くになる。そうなると0.8とか1.5とかものすごく高い濃度になり、先ほどの15倍にもなる。このようなものがでてくるということがある。

このようなことから押し入れを工夫して、合板を使わずに無垢のものを使うという運動を行った。たまたま天井だけ合板を貼ったところ新築直後に行くと0.34PPMと3倍位高くなっている。このようなことが新聞や本に載るようになり、エンドユーザからも健康なものを使ってほしいとの希望が出てくる。厚生省が作った健康な建物の写真を見ると天井が高く、できるだけ木を貼る。

問題は木というのはフィトンチッド、例えばヒノキチオールというものは元々自分で生育している時に外から色々な害虫が来ないように或は、カビが進入してくるのを防ぐためにヒノキチオールを持っているわけで、それは人間にとってもよいものである。そこに塗る塗装の問題になってくる。無垢の材料は自ら自分を守るための害虫が来ないとか、カビが来ないというものを元々持っている。

押し入れは一番大切で、そこには布団があり、カビの胞子(10円玉位の大きさで一億位の胞子がある)がそれが空中に舞ったり、子供の布団の端に胞子をがっぽり付けて寝ているかもしれない。そのようなことから10年位前から、押し入れには節だらけでもよいから木を貼れといっている。この頃は、有害物質ではなく、カビやダニが発生しやすいということ、つまり、一晩寝るとコップに半分くらいの水分が布団に吸われ、寝室にばらまかれる分けで、梅雨時は3人いればコップ1杯分位の水分を木が吸ってくれることになり、1週間に1回位の天気の良い時には乾いてくれる。日本の住宅はそういうものを造ってきた。

この時にはこういう部分にも貼らなかった理由は(OHP?)、15年前は化学物質についてはドイツでも議論されていなかったからである。最近の文献を読むと、多少でもドイツで化学物質のことが出てくるようになったのは15年位前からで何か問題があるのではないかとのことであった。

最近になると木の持つ魅力を徹底的に活用するためには、押し入れというものが一番だいじな空間であると思い、節だらけでもよいから木を使うことを奨励した。これは天井まで貼っている例(OHP?)である。押し入れと天井は塗装をしないようにしている。そうするとユーザーの方にベニア板もいいものがでているが、ホルマリンの出るのとどちらが良いか聞くと、勿論木の方がよいという。しかし、木は高いとの言われるが、手間は掛かることになっても節だらけであると高くはない。

木造住宅を造る時に徹底的に合理化していくところとある意味では手間を掛けてもよいところがあるのではないか。特に、地場の木材を扱っている会社であればメリハリをつけていく必要があるのではないか。これもなれてくると、工場で作り、当てはめて回りぶちとこの辺の境のところにたててやればそう難しくないという話も聞く。

このようなことで健康押し入れを推奨している。各県に2社位、木の関係で知っている会社があるが塗装はしないで徹底的に木を貼る。ユーザーには木は反ったり、割れたりしてあばれることを話し、その代わりカビがいない証拠でもある。

節だらけでいやであれば外の材料を使ってやるばよい、本物以上に節が節らしいものがある。

本物志向をするのであれば「割れたら喜べ、反ってきたら自分で釘くらい打て」と話す。それがいやであれば従来どおりの家を造ればよいのである。木というのは元気な木ほどあばれ、割れや反りがでる。それは乾燥している証拠であり、日本の住宅では割れたら喜べと話す。

木がどの程度寄与するかということを恩師の環境工学の斎藤平蔵先生?が木というのは1日で表面乾燥し、呼吸する。一ヶ月位するとこうだとか、一年位するとこうだとかとの話しを聞いたことがあるが、それを東大の岡野健先生が色々と測定してくれたデータがあるが、1日でいうと3mm位の表面が呼吸し、3日で5ミリ、1年で柱の太さが110mmであれば、ちょうど真ん中位になるので、1年周期位で呼吸していることになる。表面で湿気が蓄積されると中に湿気が入っていくという貴重なデータがある。〔表1〕

ばい菌の繁殖する梅雨という気候風土にとっては木はどうしてもほしい。さらに、冬があるので先ほどのコールドブリッジをなくすようなことも必要で、定量的な視点から木の魅力をアピールしていくかということがこれからの健康住宅を造る上でも重要である。

話しは飛ぶが、女性は10年間世界一の長寿を更新しており、男性も9年間世界一で、かつては、北欧のスエーデンとかデンマーク世界一で日本は57歳とかであったが、今や女性が83歳、男性が77歳と世界一の長寿国になっているが寝たきりとか病気を沢山持った中でのことなのかということが問題になる。〔コピー5〕

日本人は55歳を過ぎると3つの大きな病気を持つ、亡くなるのは癌、心臓病、脳卒中というものがあるが、病気そのものからすると腰が痛くて立てないというゾーンと、もう一つは、心臓に負担が掛かると危険というのと、高血圧の3つがある。いずれにしても、高血圧は食べ物が内面的な要素としてあるとすれば、住宅の寒さが引き金になる。高血圧のためには暖かい室内環境を造ることが必要になる。国の政策として省エネルギーの住宅を造ることは同じエネルギーで従来より暖かい部屋ができるという言い方にもなり、この辺が断熱化というゾーンになってくる。

それから、腰が痛いというのは、非常に湿気た寒い環境で動くと関節が次第にやられ、リュウマチになり易く、医学的にも寒くてしけっぽいということは皮膚の表面が濡れており、温度が冷え、神経とか関節が痛くなる。この辺のところも、暖かくてからっとした住宅に住むとか、床暖房にするとよい。

そうするとからっとしているということが一つの要素になる。

もう一つの心臓病は色々な要素が絡むがストレスである。住宅の中で暖かいとか湿気が無いという物理的・科学的な側面に対して、社会でおきて来たストレスをどこまで住宅の中で発散できるかということが住宅に求められる大きな課題の一つになってくる。〔図7〕

 

5.心の健康を育む住まいづくりとは

日本の入院患者で大いのは血圧や心臓病かと思うが、実は精神障害で入院している方が一番多い、隠れた病気といわれており、これと住宅はどこまで関わるかという問題は難しいものがあるが、職場が緊張の連続の世界であるとすると、住宅の中はそれに対して、リラックスできる空間であるという設定を置かないと住宅の設計ができない。

もう一つは、日本は世界でも有数の自殺国で、人口10万人当たりの率では、ハンガリーに次いで2位となっている。自殺も年代によって変って来ており、戦後しばらくは20代半ばの若い人が多かったが、現在は高齢者の自殺が多い。これは色々な要素があるが、いずれにしても心のストレスを発散する住宅づくりというのが大事な要素ではないか。

もう一つのデータでは、バブルが崩壊して、どのようなことが必要かというと「物よりも心」だという世界、あるいは「家族が拠り所」だという世界が次第に増え、調査でも「家族と団欒できる生活をしたい」ということが求められて来ている。そうすると住宅というのは家族と団欒できるようなことを意識した住宅づくりとはいったい何かということになる。これが重要な要素になってくる。

先ほどの物理的な「体の健康を育む住まいづくり」とはどんな住まいかということに対し、「心の健康を育む住まいづくり」、「家族と団欒できる住まいづくり」というのは、家族の心の絆を育む、つまり、家族がいったい何をしているかということがそれとなく分かる住まいづくりであり、以心伝心の住まいづくりをどうやるかということが大切である。

今の住宅や欧米からきた住宅は誰が何をやっているかまったく分からない住まいづくりで、元々、欧米では個人の個を伸ばすための個室であったが、日本の個室は孤独の孤という「孤室主義」である。それを、誰が何をやっているかそれとなく分かる住まいづくりに変容させるにはどうしたらよいかということが建築の計画の部門になってくる。

「誰が何をしているかそれとなく分かる住まいづくり」

「心の健康を育む住まいづくり」

というのが私の大きなコンセプトの一つであるが、心の健康を育む住まいづくりを別な言葉でいうと、「やすやぎのある住まいづくり」であるが、誰でもそれを造りたいと思うわけであるが、その構造が分からない、私の仮説では、やすらぎのある住まいづくりとは、できるだけ自然の材料に囲まれている住まいづくりではないか、つまり、例えば、何かを傷つければ、全く違ったものが出てくるというのではなく、同じものがでてくるという安心感、本物の材料に囲まれる、あるいは自然の材料に囲まれるということではないか。これが「木」であり、「漆くい」、「ケイソウ土」等の材料である。

もう一つは、できるだけ広がりのある圧迫感の無い、別な言葉(環境工学上)でいうと「開放感のある」環境を造ることである。開放感があるというのは、水平方向で開放感があるということで、福岡の桃地地区?とその近くのマリナタウン?の建売住宅を3年間、学生と調査したことがあるが、先ず、和室の暗い家は絶対に人気がない。

環境的にいうと、和室は畳と漆くいで呼吸する材料で、必ず、梅雨どきのように1週間雨が降っても天気がよいと日射が入りカラット乾くことが必要である。日射が入らないで湿気を吸い続けるとカビが生えるので、和室が暗いと吸いっぱなしで出すときがないのでジメジメすることを知っており、逆に、明るいということは日射が入り風通しが良く、開口部も広いことを主婦はその意味することを経験的に知っている。

次に、ボトルネックの家も売れない、和室の二間続きで4枚戸があり、2枚づつ別れており、2枚しか戸がないというのは売れない。3枚とか4枚を上手にしまえるのは開放感があって売れる。これは水平の開放感であるが、垂直の開放感は吹き抜けであり、吹き抜けに大黒柱や空中を這う梁があると、ダイナミックでたくましく人気がある。素材によってよさが分かる。

また、色の関係では精度の良い色は、「黄緑」であり、反応する。これはプルキーエ現象?といったりする。

@自然の材料に囲まれる

A水平・垂直の広がりで、そこに構造材がでてくるとよい。

B片流れでもよいが斜め天井、必ず、斜めの空間がある。

というのがもう一つのやすらぎである。スエーデンとかデンマークのように木を大切にする地域は、二階に斜め空間を造る。

 従って、子供部屋を四角い箱を造って、ビニールクロスを貼って勉強しろということは本当によいことか疑問である。昭和20年代のように親の言うことは絶対だという世代はひたすら勉強したが今はそうではない。

 むしろ、もっとクリエイテブな発想ができるように豊かな心を持つような空間を今の子供たちに託さなければいけないのではないか。大学の講義でも知識を集めてくることではなく、例えば、ビニールの下敷きの上に鉄屑を並べ鉄屑が知識だとするとたくさんあることになる。しかし、そこにある一つの問題(磁石)を持ってくると、急進的に集まってくるということでないと、いくら知識があっても単なる物識りで終わってしまう。ダイナミックを考えて、それに役立つ知識とかクリエイテブなことが発想できる環境とは何かということを考えると、決して四角の箱ではなく、斜めの環境がよい。なぜ斜めがよいかという質問を必ず受けるが、答えられないので建築家の葦原吉野生?先生に聞くと、言わなくともわかるとのことであった。斜めの空間は子供部屋も寝室もそうしてほしい。福岡型住宅ではできるだけ木を活かしている。その際、どのような住宅がよいか調査したところ、@自然の材料に囲まれた住宅、A天井が高い住宅(広々とした)等ということであった。

さらに、共鳴してくれる方に入り口から木を使った建物を造ってもらった。玄関を入ると2階は斜めでよいとして、斜め天井、構造材が出なければならないとして集成材を使い、木も大きな空間を節だらけでやるとわずわらしくなるのでこのようなことをやった。玄関を入るとお客は「うわ〜いいな〜、でも高いでしょう」ということになる。本当に木は節があったらだめだということを皆さんが作ってきたのではないか、半分はお客が作ったものかもしれないが、プライベート空間というのは健康というコンセプトで考えれば節だらけでよい。本当に無垢で造らなければならない部屋とはいったいどこかということをもう一回考えてほしい。

もし、プライベートの空間であれば、多少、反っても割れても、これはこうだということをはっきりと最初に言っておけば必ずしもクレームにならない。言わなければクレームになる。その時には呼吸する材料の現代病の問題、ホルムアルデヒドのような有害化学物質の問題というのも多少説明しなければいけないのではないかと思う。

まとめると、体の健康を育む住まいづくりというコンセプトがあり、それは、ヘルシーということである。

次に、心の健康を育む住まいということで、これはWとなる。WHOというものである。Hはヘルシー、人間にとって心の健康を育むのは、Wの付いたこの2つである。つまり、ウオータとウッドということになり、水回りをよくするということと、木である。

最後に、家族の心の絆を育むというのは広々空間、つまり、今までの住宅というのはテレビの音が聞こえると子供が勉強しないとか、声が聞こえると受験勉強でだめだとかということであったが、音が聞こえるということは、勉強できない環境なのかもう一回考える必要がある。多少ノイズが入った方が勉強できるという小学から中学の年代もある。

このようなことを考え、以心伝心の住まいづくりということが大事になってくるのではないか。

プレカットというものが、エンドユーザーにとって、どのような貢献ができるのか、プレカットすることが決して最終目的でなく、あくまでも手段であるということを申し上げたい。

最終的に空間づくりとは一体何かということ、そういう中で皆さん方がどのようなお手伝いがエンドユーザーにできるのかということを問題提起したい。

 

〔講師プロフィール〕

須 貝 高 福岡大学建築学科教授

工学博士、一級建築士

昭和27年生まれ 44歳

東京大学建築学科博士課程卒業

建設省・通産業工業技術院の各種委員会委員

九州住まいづくり研究会主宰

研究実績等

・時代の住まいづくり

・RC集合住宅の室害対策

・高断熱・高気密住宅の現状と今後の課題

・寝室、寝具のダニ、カビ汚染の問題

・健康な住宅と住まいの健康性が今後の課題