1987年に建築基準法が改正され、従来は規制され作ることが出来なかった木造三階建ての住宅が建てられるようになった。
そして、法律のみならず、材料や構造、組み立て方などの技術の進歩により、出雲や大館市に建築されたような巨大な木造ドームなどの大型木造建築も可能となった。
本書では、独立行政法人 森林総合研究所の材料接合研究室の林知行室長が、このように大きく様変わりしてきた木造建築について、建材や工法などの技術的な面・歴史的な面から考察し、わかりやすく解説する。
木造の知識を身に付けたい木材・建築業界関係者にとっても必読の書。
〔価格等〕
本体850円・新書版 204頁 ISBN 4-621-05362-0 C0252 2003年3月発行
情報掲載URL
http://pub.maruzen.co.jp/book_magazine/shinkan/shinkan_old/pub-sin003-j.html#105362
【目次】
序章 大規模木造と構造用集成材
第1章 木材と木造建築の基礎知識
第2章 変わる木材と木質建材
第3章 変わる木造建築
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