(独)建築研究所は、平成20年7月7日、「超長期住宅先導的モデル事業評価委員会」の審査報告を受け、モデル事業として適切なプロジェクトおよびその評価の総評を国土交通省に報告し、これを受け国土交通省において採択プロジェクトが決定されましたのでお知らせいたします。
本事業は、「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」というストック社会のあり方について、具体の内容をモデルの形で広く国民に提示し、技術の進展に資するとともに普及啓発を図ることを目的とし、この観点から、先導的な材料、技術、システムが導入されるものであって、住宅の長寿命化に向けた普及啓発に寄与するモデル事業の提案を、国が公募によって募り、優れた提案に対して、予算の範囲内において、事業の実施に要する費用の一部を補助するものです。
募集した提案事業の部門は、(1)住宅の新築、(2)既存住宅等の改修、(3)維持管理・流通等のシステムの整備、(4)技術の検証、(5)情報提供及び普及の5部門で、平成20年4月11日〜5月12日までの応募期間に603件の応募があり、とりわけ新築部門の戸建て住宅の応募が多くあったとのことです。
今回採択されたのは、全建連など合計40件となっています。
なお、第2回の公募は8月1日(金)に開始される予定です。
〔情報掲載URL〕
国土交通省
http://www.mlit.go.jp/report/press/house06_hh_000008.html
建築研究所
http://www.kenken.go.jp/chouki/
「総評と採択されたプロジェクトの一覧および概評」
http://www.kenken.go.jp/chouki/pdf/1st-kekka.pdf
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