このページを  保存  お気に入りへ  印刷

オフセット・クレジット(J-VER)制度における森林吸収クレジットの認証基準(案)に対する意見の募集について(環境省)


 

 環境省は、平成20年3月に「カーボン・オフセットに用いられるVER(Verified Emission Reduction)の認証基準に関する検討会」(以下、VER検討会)を設置し、国内のプロジェクトにより実現された温室効果ガス排出削減・吸収量をカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして認証する仕組みについて検討を重ね、昨年11月14日にオフセット・クレジット(J-VER)制度を創設しました。
 本制度の対象プロジェクトとして間伐等の森林管理を実施し森林の二酸化炭素の吸収量を増加させる取組みを位置づけるため、昨年10月、VER検討会の下にワーキンググループを設置(非公開)し、林野庁とも連携しながら認証に係る基準を集中的に議論してまいりました。これは、特に地方自治体における森林吸収クレジットへの関心の高まりや、昨年9月に発表された環境副大臣吉野正芳イニシアティブ等を踏まえたものです。森林吸収クレジットを用いたカーボン・オフセットの普及は、京都議定書の目標達成に資するだけでなく、国内林業の活性化にも繋がる重要な役割を果たすと考えられます。
 環境省は、本制度における森林吸収クレジットの認証基準(案)について、平成21年1月30日(金)まで、意見の募集(パブリックコメント)を行っておりますのでお知らせいたします。

 〔情報掲載URL〕
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=195080053

全木連webトップへ