林野庁は、平成19年1月22日、平成13年3月に策定した「森林・林業・木材産業分野の研究・技術開発戦略」について、有識者の意見を聞きつつ、見直しのための検討を進めていましたが、平成18年9月8日に閣議決定された森林・林業基本計画を踏まえ、新たな「森林・林業・木材産業分野の研究・技術開発戦略」を策定しましたのでお知らせします。
〔情報掲載URL〕
http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h19-1gatu/0122sinrin.html
なお、新たな戦略の概要は、次のとおり。
第1 研究・技術開発をめぐる情勢の変化
1 第3期の科学技術基本計画の策定
2 新たな森林・林業基本計画の策定
3 関係する独立行政法人の統合
第2 政策ニーズに対応した研究・技術開発の重点課題 *
1 森林の有する多面的機能の発揮 *
広葉樹林化等による多様で健全な森林の管理技術の体系化等
2 林業の持続的かつ健全な発展 *
施業の集約化を担う森林組合等の林業事業体の効率的経営モデルの開発等
3 林産物の供給及び利用の確保 *
バイオエタノール等による木質バイオマスの総合的利用の推進等
* 「森林・林業基本計画」の「第3森林及び林業に関し、政府が総合的に計画的に講ずべき施策」に対応した柱立て
第3 研究・技術開発の推進方策
1 問題解決に向けた研究の総合化
2 現場に立脚した研究・技術開発の展開と現場及び行政へのフィードバック
3 産学官連携と国際研究協力による効率的推進
4 研究・技術開発の成果の活用と国民理解の推進
5 研究・技術開発の評価等
6 研究・技術開発を担う人材の育成
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