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「地域食料産業等再生のための研究開発支援事業」の平成18年度実施課題公募のご案内について

農林水産省では、平成18年度から新たに実施予定の提案公募型事業（競争的研究資金）である「地域食料産業等再生のための研究開発支援事業」の提案公募要領を発表いたしました。

本事業は、木材産業を含め、直面している緊急的に解決すべき諸課題に対し、民間企業等が優れた研究成果を有する大学・独立行政法人等の公的機関と連携して行う短期集中的な研究開発等を支援するため、幅広く提案公募し、技術開発等を支援するものであります。

この事業の研究対象分野の一つとして、「地域材利用拡大推進」が掲げられており、地球温暖化防止対策の一つの柱である地域材の利用拡大を図るため、地域材を利用した木質材料の品質・性能の向上、低コスト化、新用途開発等の技術開発を行うことが可能となっております。

平成17年度の木材関係で採択されたのは、３課題程度です。18年度の1課題あたりの技術開発費は、補助率１／２以内の場合で７５０万円～上限１，５００万円、補助率２／３以内の場合で１，０００万円～上限２，０００万円となっております。

これまでの事業と大きく異なる点は、

（1）実施機関は大学や独立行政法人等の公的研究機関と連携（試験の委託あるいは技術指導等）すること、

（2）技術開発を支援（研究の推進方法について調査・審議するための学識経験者からなる研究推進会議を設置し、現地調査や中立的な立場からの助言・指導、成果報告会の開催、研究計画や経理・書類等のについての助言・指導等）する「支援機関」を公募申請時に予め指名しておくこと、

等があげられ、木材関係の支援機関としては、例えば、財団法人日本住宅・木材技術センターがあります。

募集期間は、平成１８年２月１日～２月２８日となっております。公募要領、申請書様式、記入要領は、農林水産技術会議のホームページで入手可能です。

事業の問合せ先：農林水産省　農林水産技術会議事務局　先端産業技術研究課

　民間研究推進室　山田　氏

Tel：03-3502-8111（内線5158）、03-3502-7438（直通）

〔情報掲載URL〕