このページを  保存  お気に入りへ  印刷

IT経営応援隊(中小企業の経営改革をITの活用で応援する委員会)「IT経営教科書β版」のご紹介


      経済産業省情報処理振興課は、平成17年4月28日、「中小企業の経営改革をITの活用で応援する委員会」(以下IT経営応援隊)事業の一つとして、平成16年度にIT経営教科書作成委員会を設置し、中堅・中小企業経営者に向けた経営改革のためのIT活用の必要性に対する「気付き」を支援するための「IT経営教科書β版」を作成し、公表されましたのでご紹介いたします。
 この教科書等は、最近「IT 経営」〔情報技術(IT)を活かして成功した経営〕という言葉をよく耳にするようになり、その重要性が再び認識される中で、どのようにすれば効果的にIT を経営に活用出来るのかについて、見極めが出来ないで立ち止まっている経営者の方々が大勢おられます。IT 投資をしたけれども、期待した効果が得られないと悩んでおられる経営者の方々もおられます。このような経営者の方々にIT 経営を実現するための手順を知っていただくためにこのテキストは作成されました。
  このテキストでは事例を紹介しつつ、成功した企業に共通する成功の道筋を経営者の皆様にお伝えすることを狙いとしています。単なるIT導入に終わらせること無く、ITを活用して"IT経営"を実現するための秘訣をお伝えするための虎の巻です。

〔情報掲載URL〕
http://www.meti.go.jp/press/20050428006/050428it.pdf

〔IT経営教科書の構成と概要〕

(1)経営者向けIT経営教科書 → PDF 80頁+63頁
「これだけは知っておきたいIT経営」+「"気付き"事例集」
経営者向けIT経営教科書は中小企業の経営者が直面する悩みの多くがIT活用により解決できる可能性が高いことに"気付いて"いただくこと狙いとして作成されました。
自社の現状を自己診断していただくことにより、「今後どのようにIT経営実現に向けて取り組めばよいか」のガイドラインを見出せるように編集されています。
"気付き"事例集は等身大の事例企業の経営者の方々が、IT経営の重要性に"気付き"、IT経営を実現するまでの過程を紹介しています。身近な事例の"気付き"プロセスを可視化することにより、自社のIT経営実現のための参考にしていただくことが狙いです。

(2)IT経営支援マニュアル → PDF 45頁
中小企業のIT経営実現を支援する支援機関や支援専門家の方々向けに、このIT経営教科書を活用して効果的な支援していただくためのマニュアルを準備しました。
IT経営応援隊が提供している支援策の全体像についての解説も行っていますので、合わせてご利用ください。

全木連webトップへ