地域型間伐材利用技術開発事業(拡充)

〜地域における間伐材利用促進〜

 

1 趣 旨

 環境への負荷の少ない循環型社会の構築に向け、二酸化炭素の吸収・貯蔵の役割を果たし、再生産が可能な木材の循環利用を図ることが不可欠である。

 特に、健全な森林を育成し、その多面的な機能を十分に発揮させることを目的として、平成12年度から緊急間伐5カ年対策に取り組んでおり、今後、間伐材供給量の増加が見込まれる。

 このような中で、さらなる間伐材利用を促進することが必要となることから、地域の森林資源の状況や利用実態等の特性に応じた建築物への間伐材利用技術の開発等を実施する。

 

2 事業内容

 (1)建築物の内装材等への利用(継続)

 (2)建築物の外構材への利用(新規)

 (3)建築用複合材料への利用(新規)

 (4)設営・撤去が容易な簡易建築物への利用(新規)

 

 

3 事業実施主体

 都道府県、市町村、木材関連業者等の組織する団体(NPOを含む。)

 

4 補助率                1/2

 

 

5 事業実施期間       平成13年度〜17年度(5年間)

 

(担当:林野庁木材課)