地域材利用学校関連施設整備事業(新規)
1 趣旨
資源循環型社会の構築が求められている中、再生産可能な資源であり、地域の活性化や森林整備にも資する地域材の利用を促進することが必要となっている。
このため、文部科学省との連携により、地域社会の中核的施設である学校において、内装の木質化、関連施設の木造化・木質化を行うことにより、木材の特性を活かした暖かみと潤いのある教育環境の整備に資するとともに地域材利用の促進を図る。
2 事業内容
(1)余裕教室の転用における内装の木質化
余裕教室を転用し、地域の公共施設(地域伝統文化等活動施設、交流施設等)として活用する場合の内装の木質化。
(2)学校複合型公共施設の整備
学校に複合して整備する公共施設(地域伝統文化等活動施設、交流施設等)の木造化。
(3)学校周辺施設の整備
学校の部室、外構施設等の木造化。
(4)木材利用推進に効果的な学校施設の整備
環境を考慮した学校施設(エコスクール)のパイロット・モデル事業による学校施設の整備において、地域材を利用した木造校舎の内装及び造作等の仕上、非木造校舎の内装整備を実施。
3 事業実施主体 都道府県,市町村
4 補助率 1/2
5 事業実施期間 平成14年度〜18年度(5年間)
(担当:林野庁木材課)