木材供給高度化設備リース促進事業(新規)

 

 

1 趣旨

 平成12年度から「住宅の品質確保の促進等に関する法律」が施行され,品質・性能の明確な乾燥材の供給が不可欠となっているが,乾燥材の供給は製材品の1割程度にとどまっており,早急に乾燥材の生産力を増大させる必要がある。

 このため,木材供給の高度化等に要する機械設備の導入に対してそのリース料の一部を助成するとともに,乾燥材生産のフロントランナーとなる事業者が「乾燥材生産計画」を作成し,その計画を知事が認定した場合の助成を拡充し,木材乾燥設備の緊急導入を推進するものとする。

 

2 事業内容

(1)木材供給高度化設備リース促進資金造成事業

 製材業,木材販売業等を営む企業(個人)が,最新鋭の機械設備をリースにより導入する場合,そのリース付加料の一部(1/2)の助成を行うのに加え,新たに都道府県知事により乾燥材生産のフロントランナーとして認定された者が「乾燥材生産計画」に基づきリースにより乾燥設備等を導入する場合には,1%の金利相当分をさらに助成する。

助成対象設備

・大型木材乾燥設備       ・グレーディングマシン

・モルダ                                ・集成材製造設備

・マーキング装置         ・CAD/CAM

・自動製品選別装置       ・高性能製材設備

・原木自動仕分機         ・木材自動包装結束装置

・焼却炉(ダイオキシン対応型)  ・木屑焚ボイラー(公害防止型)

(2)木材供給高度化設備リース促進事業経過措置に係る事業推進費

 (財)日本木材総合情報センターが行うリース助成の経過措置事業に対し、必要な経費を助成する。

 

3 事業実施主体    (1)全国木材協同組合連合会

            (2)(財)日本木材総合情報センター 

 

4 事業実施期間    平成14年度〜平成18年度

 

5 補助率       定額

 

       

 

(担当:林野庁木材課)