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発行:全国木材協同組合連合会
A4版 78ページ
販売価格:2,100円(税込、送料別)
最近のわが国における各種規制緩和等を背景に、消費者のための新たなシステムづくりが必要になっています。
木材需要の太宗を占める住宅分野にあっては、阪神大震災を契機に品質、性能の明確化に係る法的整備が一段と進むととも に、環境の世紀を迎えた今では室内環境等に係る法的規制が強化されるなど、消費者保護に向けた新たな施策が行われています。
昭和25年に制定された「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」いわゆるJAS法も、昭和45年の品質表示基準制度 の改正に加え、平成11年6月には事業者自身による格付けの表示のための仕組みの導入、登録格付機関等への民間能力の活用等 抜本的な見直しが行われ、平成15年6月10日から全面的に新JAS制度に移行されることになりました。
新制度への移行を機会に、木材業界はこれまで以上に品質・性能を保証したJAS製材品の普及促進に取り組み、消費者に安心して
選んでいただけるよう体制整備を図っていかなければなりません。
(中略)
このマニュアルの活用により、健康で快適な住生活の向上が図られることを祈念し、併せて木材産業の活性化につながることを 期待するものであります。(「はじめに」より)
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