枠組壁工法構造用製材のJAS認定に伴う資格者認定研修会開催について
2002(平成14)年10月3日
既にご案内のとおりJAS制度は平成11年7月22日に大幅に改正され、平成12年6月10日に施行されたところであります。
改正JAS法では、(1)自ら格付検査して、JASマーク表示を附す工場(Aタイプ)と(2)第三者検査機関に格付検査を委託することを条件に、合格製品にJASマーク表示を附す工場(Bタイプ)の2つに分かれており、それぞれ登録認定機関(北海道を除き、製材関係は全木連)の認定を受ける必要がありますが、これらの認定の要件の1つとして、登録認定機関が実施する研修会において、品質管理責任者等の資格者を配置することが農林水産省の告示によって義務づけられています。
このたび、この両タイプの研修会を下記研修会実施要領により、東京と神戸の2会場で開催することといたしました。東京会場は、来る11月20日(水)〜21日(木)に東京都新宿区「日本青年館」において開催します。
又、神戸会場は、来る11月28日(木)〜29日(金)に神戸市中央区「農林水産消費技術センター神戸センター」で開催いたします。
研修会の受講を希望される方は、受講申込書(PDFファイル)に所要事項をご記入のうえ、東京会場については2002(平成14)年11月15日(金)まで、また神戸会場については11月22日(金)までに必着するようFAXか郵送でお申込みください(申込締切前でも定員になり次第締め切りますのでお早めにお申込みください)。
実施要領
「枠組壁工法構造用製材の製造業者のJAS認定に伴う資格者研修会」実施要領
- 目 的
この実施要領は、「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」(昭和25年法律第175号。以下「法」という。)第15条第1項の認定に係る工場の品質管理担当者(品質管理責任者を含む)、製品の材面の品質検査担当者及び格付検査担当者(格付責任者を含む)及び格付担当者に対して品質管理等の知識を習得させ、JAS認定工場の資質の向上を図ることによりJAS制度の運営の適正化を図り、もって、良質なJASマーク品の供給体制の確保に資することを目的とします。
- 東京会場
- 開催期日:11月20日(水)〜21日(木)
- 開催時間:1日目9:30〜17:00 2日目9:30〜16:00
- 開催場所:日本青年館 502号室
東京都新宿区霞岳町15番地 TEL03−3401−0101
会場の案内図 http://www.nippon-seinenkan.or.jp/map.htm
- 定 員:90名(申込締切期日がありますが、定員になり次第締め切らせていただきます。)
- 申 込:受講申込書(PDFファイル)により、11月15日(金)までに受講料を添えてお申し込み下さい。(申込書はFAXで、受講料は下記振込先へ送金でお願いします)
- 神戸会場
- 開催期日:11月28日(木)〜29日(金)
- 開催時間:1日目9:30〜17:00 2日目9:30〜16:00
- 開催場所:農林水産消費技術センター神戸センター 会議室
神戸市中央区小野浜町1−4 TEL078−331−2741(代表)
会場の案内図 http://www.cfqlcs.go.jp/area_information/kobe/map.htm
- 定 員:100名(申込締切期日がありますが、定員になり次第締め切らせていただきます。)
- 申 込:受講申込書(PDFファイル)により、11月22日(金)までに受講料を添えてお申し込み下さい。(申込書はFAXで、受講料は下記振込先へ送金でお願いします)
- 受講料 :1名につき 26,250円(テキスト・昼食費用含む、消費税込)
- 振込先 :東京三菱銀行 虎ノ門公務部 普通預金口座 0056293
名義人 社団法人全国木材組合連合会
- 宿泊等 :お手数ですが、各自手配下さい。また、車でのご来場はご遠慮ください。
- 研修対象者(資格者の配置要件、必要人員):
- 自ら格付検査して、JASマーク表示を附す工場(Aタイプ)として認定申請を行う工場。
- 品質管理担当者(品質管理責任者を含む。)1名
- 材面の品質検査担当者2名
- 格付検査担当者(格付責任者を含む。)1名
以上の計4名の資格者が必要です。(兼任不可)
- 第三者検査機関に格付検査を委託することを条件に、合格製品にJASマーク表示を附す工場(Bタイプ)として認定申請を行う工場。
- 品質管理担当者(品質管理責任者を含む。)1名
- 材面の品質検査担当者2名
- 格付担当者(材面の品質検査担当者と兼務可)
以上の計3名の資格者が必要です。(兼任不可)
- 資格認定証の交付と資格者及び資格証の取り扱い:
- 研修終了後実施する試験に合格した者には、当会会長から品質管理責任者、品質検査担当者等の「資格修了証書」を授与します。
- 既存の選別格付技士は、上記1)の夫々の有資格者として継続できることとになっています。
- 新たなJAS認定工場になる場合は、Aタイプとして認定申請する工場の場合は4名以上の有資格者が必要です。例えば現在既存の選別格付技士が2名在籍している場合は、この研修会において2名を補充していただくことになります。又Bタイプの場合は3名以上必要となりますので、例えば現在既存の選別格付技士が2名在籍している場合は、この研修会において、1名を補充していただくことになります。
- この資格は、枠組工法構造用製材に限定しています。
一般製材(構造用製材、人工乾燥構造用製材、針葉樹の機会等級区分製材等)及び保存処理製材等は別途行う研修会において夫々資格を取得することが必要です。
- 研修科目:
当会が定める品質管理担当者等研修会規程(資格者要請等実施要領)
より次の科目を受講し、研修終了後試験を実施します。
- 農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律、法律施行令、法律施行規則
- 製材、押角及び耳付き材についての検査方法、表示制度等
- 製材等製造業者の認定の技術的基準と認定工場制度
- 品質管理
- 枠組壁工法構造用製材の日本農林規格
- その他
- 学科試験
- 申し込みお問い合わせ:
社団法人全国木材組合連合会 検査部まで
郵便番号100−0014
東京都千代田区永田町2−4−3 永田町ビル6階
TEL 03−3580−3215 FAX 03−3580−3226
申し込み用紙はここをクリック(PDF文書)
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