一昨年の沖縄で行われたG8サミットにおいて、大きな関心を集めた「森林の違法伐採問題」は、木材の輸出国の自然環境のみならず、地球規模での環境への影響が極めて大きいという立場から、問題解決の方向について各国首脳間で話し合われた。この結果、G8各国はそれぞれの立場で必要な対策を検討し、早急に実施するよう合意されました。
世界有数の木材輸入国である我が国としては、国際協力機関等を通じた違法伐採問題の解決に向けた政府ベースの協力は既に始まっています。

このような状況の下、違法伐採問題に対する国内の理解を深めるため、(社)全国木材組合連合会では、違法伐採に関する現地情報の収集、消費者を始め木材関係者への周知等の事業を開始したところです。

そこで、今回現地の専門家から現地実態について直接情報を得る機会を提供するため、次のようにシンポジウムを開催します。皆さんの参加をお待ちします。


 
  平成14年3月3日 PM1:30〜4:00
パシフィコ横浜展示ホール2階アネックスホール横浜みなとみらい


 
 
講師 アグス プルノモ 世界野生生物基金インドネシア専務理事
(Mr,Agus Purnomo WWF Indonesia)
アレキサンダー S シェインガウス
ロシア極東経済研究所天然資源局長
(Prof. Dr. Alexander S.Sheingauz Head, Department of Natural
Resource & Infrastructure Problems, Economic Research Institute)
柿澤宏昭 北海道大学農学部助教授
(Dr,Hiroaki Kakizawa Associate Prof.,Faculty of Agriculture,Hokkaido Univ.)
コーディ
ネーター:
荒谷明日兒 新潟大学農学部教授
(Dr,Akihiko Araya Proffessor,Faculty of Agriculture,Niigata Univ.)
参加者: 一般市民、木材関係者
入場無料、日英通訳が付きます。
主催: (社)全国木材組合連合会
後援: 林野庁、外務省、環境省