部屋の中を見てみましょう。家具や建具にも木材が使用されています。高級家具の中にはワシントン条約で伐採や輸出入が制限されたり、禁止されている貴重な樹種が使われているかもしれません。また、カラーボックスなどの低価格の家具には現地で作られているものが多く、どこの国のどんな木材が使われているのかわからないことが多いのです。安いというだけで木材商品を選ぶことは、違法伐採木材をより一層流通させていることにつながってしまうためにあるのかも知れないいのです。
違法伐採を止めるために
違法伐採問題は、社会的・経済的・政治的な原因が複雑に絡み合って引き起こされています。この問題に対し、輸出国、輸入国の双方があらゆるレベルでトリクマ投げればなりません。お互いの政府や業界が、違法な木材の輸出入が行われないような方法を考えるのはもちろん森林認証制度を導入するなどして接続可能な森林経営が出来るようにしなければなりません。しかし、違法伐採を止めるためには、木材製品を扱う企業や消費者が、この問題を認識し、違法な木材は取り扱わず・消費しないという姿勢が不可欠です、
あなたにもできること
木材製品を買うときに「樹種」と「生産国」に関心を持ちましょう
スギやヒノキといった地域材を利用しましょう
廃材や再生紙を利用しましょう
長持ちする住宅を建てましょ
行政や国際機関が違法伐採に取り組むよう働きかけましょう