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(社)全国木材組合連合会では、平成22年11月24日(水)、一般消費者の方々を対象に、「森と木とすまいツアー&セミナー2010 Part2 in 桐生」を開催いたしました。
最初にバスの中で、森林・林業・木材産業の取組などについて全木連の職員から資料に基づき説明が行われました。
当日は、天候に恵まれ、群馬県桐生市の梅田地域の林業地で製材工場、手入れの行き届いた民有林の現場を一般消費者の皆様に見ていただくとともに、専門家の方々からお話があり、森林・林業・木材産業の重要性、木材の果たす役割について、ご理解いただきました。
藤生材木店の製材工場(梅田4丁目)では、「ぐんま・森林(もり)と住まいのネットワーク」の大内副理事長から挨拶、メンバー紹介があった後、藤生木材店から、「スギ丸太の形質を判断した最適な木取り、1年間の天然乾燥、2度挽きなどきめ細かい顔が見える製材を行っている」との話がありました。
また、専業林家の藤生さんから、「8年前に"近くの山の木で家を造る"ことを実現し、生産者(山・川の上流域)と消費者が(街・川の下流域)が互いに信頼しあう「顔の見える関係」を築く目標のため、ネットワークを立ち上げ、様々な活動をしている」等の話がありました。
森林の中では、クマ、シカなどの野生動物による大きな被害、低迷する木材価格、森林の手入れの話など実感あふれる苦労話を聞き、認識を新たにしました。
取り急ぎ、当日の参考資料の一部と写真をアップします。
このツアーセミナーにより、エンドユーザーの一般消費者の方々に、森林・林業・木材産業の現状をご理解いただくとともに、木材利用の普及推進の一助となりました。
地元桐生市の顔が見える木材での家づくりグループである「ぐんま・森林(もり)と住まいのネットワーク」の皆様に多大なご協力をいただきました。また、ご参加いただきました皆様お疲れ様でした。
【参考メモ】
【視察写真】