事業概要
趣 旨
我が国の森林は、戦後造林された人工林を中心に蓄積量が増加している中で、国土の保全、水源の涵養、地球温暖化の防止、木材の生産など森林の有する多面的機能の持続的発揮のうえで、森林の適切な整備・保全が必要となっており、そのためには、森林資源を「伐って、使って、植えて、育てる」という循環利用を通じて、林業・木材産業の成長産業化、森林の適切な管理に結び付けることが重要です。
そのため、これら豊富な森林資源を可能な限り利用するとともに、海外情勢の影響を受けにくい需給構造の構築に向けて、住宅分野への木材利用において、品質・性能の確かな国産の製品等への転換とその普及を図ることにより、国内製品のシェアを拡大していくこととします。
事業概要
住宅分野への木材利用において、品質・性能の確かな国産の製品等への転換とその普及を図るため、建築事業者、設計者等が、住宅の主要構造部(柱及び横架材)等に品質・性能の確かな国産の製品等(JAS構造材等)を利用する取組を支援します。
3階以下の戸建ての居住専用住宅及び事業用併用住宅(木造及び木造とその他の構造との混構造)に、製材(JAS製材又は乾燥材であることを確認できたもの)等を使用する取組について助成します。 |
事業の流れ
建築用木材の転換促進支援事業
建築事業者、設計者等が、住宅の主要構造部(柱及び横架材)等に品質・性能の確かな国産の製品等(JAS構造材等)を利用する取組を支援します。また、この取組を行った事業者から、国産の製品等の利用に係る課題やメリット等の情報を報告していただきます。