平成27年度 地域材利用の木材関係者等への支援対策事業
長崎県地域材供給倍増協議会
実施概要
➀ 県産材需要拡大に向けたイベントの開催
○ ながさき木育ひろばの開催
DEJIMA博「ながさき木育ひろば」の出展川上から製材、プレカット、住宅ができるまでを体感できるブースを再現
・クイズラリーを通して丸太から住宅ができるまでを勉強
・ワークショップ(木の家貯金箱作り、丸太きり体験、鉋削り体験、DIY体験)
・県産材実大軸組み模型を展示
・長崎県産材を積極的に使う「ながさ木応援団」紹介パネル展示
・山の空間、プレカット積み木、子供の遊び場、木質空間の創出
・チェーンソーアートの実演
・住宅相談ブース
○ 住宅フェアでの県産材PRブース出展
・佐世保地区住宅フェア(10月1日)ワークショップ(木の家貯金箱作り、DIY体験)
長崎県産材を積極的に使う「ながさ木応援団」紹介パネル展示
森の働きを学ぶパネル展示
・長崎地区住宅フェア(10月29、30日)
ワークショップ(木の家貯金箱作り、DIY体験、焦がし絵体験)
長崎県産材を積極的に使う「ながさ木応援団」紹介パネル展示
森の働きを学ぶパネル展示
子供の木の遊び場(木の部屋ブース再現、木のボールプール)
長崎県産ヒノキ家具展示
・島原地区住宅フェア
ワークショップ(木の家貯金箱作り、木のバターナイフ製作体験)
長崎県産材を積極的に使う「ながさ木応援団」紹介パネル展示
森の働きを学ぶパネル展示
子供の木の遊び場(木の部屋ブース再現、木のボールプール)
○ 離島地区における県産材需要拡大イベント
離島地区(五島・対馬)における県産木材の需要拡大につなげる取組として、土木の日のイベントにあわせて、森林、木材のPRブースを出展した。
○ 県下一斉住宅内覧会の開催
・DEJIMA博、住宅フェア開催に合わせ、県産材使用住宅内覧会のPR・開催9月~11月まで 9社参加
○ 森林から「ながさ木の家」ができるまでバスツアー開催
・県南地区バスツアー、県北地区バスツアーの2回開催森林伐採現場、製材工場、プレカット工場、県産材住宅の見学ツアー
② 県産材利用に向けた広報活動
○ 長崎県産材を積極的に使う「ながさ木応援団」紹介ブックの作成
「ながさ木応援団」を紹介するパンフレットを作成し、工務店関係者、公共施設、書店、コンビニ等で無料配布し長崎県産材の認知度向上、需要拡大を図った。○ テレビメディアと連携したPR活動
長崎県産材、「ながさ木応援団」を紹介するTVCMを作成し、民法放送の15秒CM100本を放映。HP(ながさ木ネット)に誘導し、詳細な情報を発信。○ 長崎県産ヒノキを用いた家具試作展示
県産材住宅のトータルコーディネートPRのため住宅フェアで展示する家具を試作、展示し、県産材の需要拡大を図った。事業実施により得られた効果
① 県産材需要拡大に向けたイベントの開催
○ ながさき木育ひろばの開催
9月17日~19日の3日間(最終日は台風の影響により15時まで)の開催で約1,000人のブース内来場があった。大人から子供まで多くの人に県産材に触れ親しんでもらい、県産材の利用意識を高めてもらった。実大の軸組み模型を展示したことで、多くの人に木の家の良さを感じてもらい、木造の家への意識も高まった。○ 住宅フェアでの県産材PRブース出展
佐世保地区住宅フェアでは、フェア全体で約300人の来場があり、本ブースには約100名の来場があった。住宅関係者との連携が図れ、県産材の需要喚起につながった。
長崎地区住宅フェアでは、2日間で約1,000人の来場者があり、本ブースにおいても約200名、家具展示ブース、木のおもちゃブースを合わせると約400人の来場があった。
親子での参加が多く、また、住宅購買層である30代、40代の参加者が多かった。
県産ヒノキ家具にも興味を示す方も多く、県産住宅と県産家具のトータルコーディネートによる需要の拡大につながる取組となった。
島原地区住宅フェアでは、約500人の来場があり、本ブースには約150人の来場が会った。長崎ヒノキの部屋を再現した子供の遊び広場には、沢山の子供達が来場し、木とふれあい楽しんでいた。将来の木材の需要拡大につながる取り組みであった。
○ 離島地区における県産材需要拡大イベント
豊富な森林資源を持つ本県の離島、五島と対馬において島内の木材需要の拡大を図るため、土木分野と連携でイベントを行った。五島地区では約500人、対馬地区では約600人の来場があり、多くの人に木材に触れてもらい、県産材に親しみを感じてもらった。○ 県下一斉住宅内覧会の開催
県産材利用住宅の内覧会を開催し、住宅を建てたい方々に県産材・木造住宅の良さについて体感いただいた。○ 森林からながさ木の家ができるまでバスツアー開催
森林の伐採作業から製材、プレカット、木造住宅ができるまでの一連の見学ができるバスツアーに、家族連れなど県南地区23名、県北地区15名が参加し、長崎県産材への愛着心を持ってもらい、木造住宅の良さをPRできた。また、民法テレビ局とのタイアップにより、ツアーの状況を情報番組で放映したことにより、参加していない一般の方にも広く長崎県産材、木造住宅の良さをPRできた。
② 県産材利用に向けた広報活動
○ 長崎県産材を積極的に使う「ながさ木応援団」紹介ブックの作成
長崎県産材を積極的に使う事業者を「ながさ木応援団」として認定し、「ながさ木応援団」を紹介するパンフレットを作成し、工務店関係者、公共施設、書店、コンビニ等で無料配布し長崎県産材の普及が図ることができた。○ テレビメディアと連携したPR活動
長崎県産材、「ながさ木応援団」を紹介するTVCMを作成し、民法放送(日本テレビ系列)の15秒CM100本を放映。HP(ながさ木ネット)に誘導し、詳細な情報を発信し、長崎県産材の普及が図ることができた。○ 長崎県産ヒノキを用いた家具試作展示
県産材住宅のトータルコーディネートPRのため住宅フェアで展示する家具を試作、展示し、一般の方に見て触れていただくことで、県産木造住宅と県産木材家具のトータルコーディネートにより県産材の普及を図ることができた。今後の課題と次年度以降の計画
県産材の認知度向上、需要喚起に効果があるイベントができたと思うが、今年度の低金利による住宅需要景気が来年以降継続するか不安な中、今年度以上に、地域に密着して、県産材利用に機動力がある地場工務店と連携し、県産材の需要拡大の取組を行っていく必要がある。継続的なイベントの開催で、一般の方の県産材利用意識を向上させるとともに、地域森林資源の持続的な活用をもっと県民の皆様にPRする体感型イベントを行って行きたい。(植栽、間伐など森林作業体験など子供向けに「将来のわたしの家 森づくりイベント」など)