平成28年度 工務店等と林業・木材加工業の連携による住宅づくり等への支援事業
いわき匠の森
実施概要
・実施団体の説明
福島県いわき市産木材の需要拡大を目指し、いわき市内の林業者、製材業者、工務店が連携して「いわき匠の森」を設立しました。いわき市やその周辺地域の住民を対象にいわき産材利用住宅のPRや地域材を活用した新製品開発に取り組むことを目的としています。【参加企業】
国生興産有限会社(林業)、さがわ材木店(製材)、有限会社唐橋工務店(工務店)、
有限会社福住(工務店)、いわきユナイト株式会社(企画)、FUDO合同会社(事務局)
・事業の目的
地域材利用住宅のコンセプト策定、ブランディングによる付加価値向上、特に原発事故による風評被害の払しょくのための地域材の安全性PRやB材を有効活用した地域材利用製品の開発等・事業内容、事業結果
①イベント
・いわき木育セミナー&ワークショップ
【日 付】2016年10月23日(日)
【会 場】いわき市文化センター・中央公民館
【対 象】市内在住の自然素材への意識が高い30~40歳代の方
【参加人数】約20名
【目的、テーマ】木をはじめとした自然素材に囲まれた暮らしのメリットを多くの人に理解してもらうことを目的として、前半は一般社団法人天然住宅代表の相根昭典氏から「森に生かされ、木と親しむ暮らしについて」というテーマで講演していただき、後半ではヒノキのお箸づくりワークショップを開催しました。
【日 付】2016年10月23日(日)
【会 場】いわき市文化センター・中央公民館
【対 象】市内在住の自然素材への意識が高い30~40歳代の方
【参加人数】約20名
【目的、テーマ】木をはじめとした自然素材に囲まれた暮らしのメリットを多くの人に理解してもらうことを目的として、前半は一般社団法人天然住宅代表の相根昭典氏から「森に生かされ、木と親しむ暮らしについて」というテーマで講演していただき、後半ではヒノキのお箸づくりワークショップを開催しました。
・いわき木育フェスティバル
【日 付】2016年12月11日(日)
【会 場】ドメーヌ・ド・ラパン(福島県いわき市遠野町)
【対 象】赤ちゃん~小さいお子さんを連れたご家族
【来場者数】約300名
【イベント内容】いわき市内の中山間地にある農家レストランと食品加工工場において、福島県会津若松市で「赤ちゃん木育広場もくれん」を運営しているNPO法人Lotusに木のおもちゃを持ってきていただき、木のおもちゃ広場でお子様に遊んでいただくほか、ヒノキのお箸づくりやバードコールづくりなどのワークショップで木に親しんでいただきました。また、木工品の販売、銘木一枚板や伝統工法の木組みの展示なども行いながら、団体としてのPRも行いました。
【日 付】2016年12月11日(日)
【会 場】ドメーヌ・ド・ラパン(福島県いわき市遠野町)
【対 象】赤ちゃん~小さいお子さんを連れたご家族
【来場者数】約300名
【イベント内容】いわき市内の中山間地にある農家レストランと食品加工工場において、福島県会津若松市で「赤ちゃん木育広場もくれん」を運営しているNPO法人Lotusに木のおもちゃを持ってきていただき、木のおもちゃ広場でお子様に遊んでいただくほか、ヒノキのお箸づくりやバードコールづくりなどのワークショップで木に親しんでいただきました。また、木工品の販売、銘木一枚板や伝統工法の木組みの展示なども行いながら、団体としてのPRも行いました。
・木練がっこう(他団体主催イベントへの参加)
【日 付】2016年12月17日(土)、18日(日)
【会 場】会津若松市アピオスペース
【対 象】会津若松を中心とした福島県内の子育て中の家族
【来場者数】約4,200名(2日間合計)
【イベント内容】『木育~木に触れて育つ~』をコンセプトに、乳幼児から大人まで、世代を超えてコミュニケーションを育む為に、生活の中に遊びを通して取り入れること、世代を超えて楽しむことを目的に開催しているイベントです。福島県を中心に全国から木工品等を取り扱っている団体が出展し、販売やワークショップ、PR等を行いました。
【日 付】2016年12月17日(土)、18日(日)
【会 場】会津若松市アピオスペース
【対 象】会津若松を中心とした福島県内の子育て中の家族
【来場者数】約4,200名(2日間合計)
【イベント内容】『木育~木に触れて育つ~』をコンセプトに、乳幼児から大人まで、世代を超えてコミュニケーションを育む為に、生活の中に遊びを通して取り入れること、世代を超えて楽しむことを目的に開催しているイベントです。福島県を中心に全国から木工品等を取り扱っている団体が出展し、販売やワークショップ、PR等を行いました。
・いわき木育フェスティバル@エブリア
【日 付】2017年1月21日(土)、22日(日)
【会 場】いわき市鹿島ショッピングセンター エブリア ギャラリー
【対 象】幼稚園~小学校低学年くらいのお子さんを連れているご家族
【来場者数】約200名(2日間合計)
【イベント内容】いわき市内のショッピングセンターにおいて、木工関係3団体に出店していただき、お子様向けの木工ワークショップを中心に、木工品の販売、杉の床材を敷き詰めた上で積み木遊び、銘木一枚板や伝統工法の木組みの展示等を行いました。団体紹介のパンフレットを配布し、PRを行いました。
【日 付】2017年1月21日(土)、22日(日)
【会 場】いわき市鹿島ショッピングセンター エブリア ギャラリー
【対 象】幼稚園~小学校低学年くらいのお子さんを連れているご家族
【来場者数】約200名(2日間合計)
【イベント内容】いわき市内のショッピングセンターにおいて、木工関係3団体に出店していただき、お子様向けの木工ワークショップを中心に、木工品の販売、杉の床材を敷き詰めた上で積み木遊び、銘木一枚板や伝統工法の木組みの展示等を行いました。団体紹介のパンフレットを配布し、PRを行いました。
② その他制作物
・イベントチラシ、ポスター
【説 明】イベント告知用にイベントの内容を掲載したチラシ、ポスターを自作。
【目 的】3回開催したイベントへの集客
【部 数】第1回 300部
第2回 300部
第3回 200部、ポスター5枚
【対 象】・子育て中の方が立ち寄りそうな店舗や保育園、幼稚園へ設置。
・イベント来場者への配布等。(ポスターは開催店舗周辺に貼付)
【説 明】イベント告知用にイベントの内容を掲載したチラシ、ポスターを自作。
【目 的】3回開催したイベントへの集客
【部 数】第1回 300部
第2回 300部
第3回 200部、ポスター5枚
【対 象】・子育て中の方が立ち寄りそうな店舗や保育園、幼稚園へ設置。
・イベント来場者への配布等。(ポスターは開催店舗周辺に貼付)
・団体紹介チラシ
【説 明】パンフレットが完成するまでの間の配布用に自作。
【目 的】いわき匠の森のコンセプトや団体概要の紹介
【部 数】500部
【対 象】イベントへの来場者
・団体紹介パンフレット
【説 明】株式会社福島インフォメーションリサーチ&マネジメント(福島県いわき市)に委託。
【目 的】「いわき匠の森」がつくる木造住宅のコンセプトや団体の概要を紹介するため。
【部 数】3,000部【対 象】いわき市内で住宅建築を検討している方
・団体紹介Webサイト
【説 明】株式会社人と広告社(福島県いわき市)に委託。
【説 明】株式会社人と広告社(福島県いわき市)に委託。
【目 的】・「いわき匠の森」がつくる木造住宅のコンセプトや団体の概要を紹介するため。
・イベント等の情報をリアルタイムに発信するため。
・動画を活用し職人を身近に感じてもらうため。
【対 象】・「いわき匠の森」に関心を持ってくれた方
・動画を活用し職人を身近に感じてもらうため。
・いわき市内で住宅建築を検討している方
・家具の購入を検討している方
・家具の購入を検討している方
事業実施により得られた効果
- いわき市内の林業、製材業、工務店等が参加した「いわき匠の森」を組織し、単一の企業ではなかなか手を掛けることができないホームページやパンフレットの作成、イベントの開催などにより、広報面で大きな効果がありました。
- いわき匠の森のブランド「100年輪の家」についても、そのコンセプトやこだわりをホームページやパンフレットで表現することで、自分たちの中で再認識することができたとともに、周知を図りやすくなりました。
- 3回のイベント開催を通じて、家づくりを検討している見込み客を探すことに注力するよりも、長期的な視点に立って、「木育」というテーマでイベントに集客し、「いわき匠の森」を知っていただきながら、お客様となる方を育てていく方が結果的に成果は大きくなるという仮説に行きつき、イベントの内容や対象者を見直しました。その結果、福島県いわき市に、「木育」というテーマや木のおもちゃなどに対して関心の高い方が多いことも分かり、今後のマーケティング活動への参考となる経験を積むことができました。
- イベント開催とイベント出展で県内・市内の他の木工関係企業・団体との交流を図ることができ、「いわき匠の森」では持っていない技術等については協業できる関係を築くことができ、地元産材を活用した新製品開発への糸口ができました。また、イベントで使用した無垢の杉を使った床材や子供用の積み木などのニーズを確認することもできました。
今後の課題と次年度以降の計画
【今後の課題】今後の課題として、木育イベントの参加者から住宅建築のお客様にどのようにステップアップさせていくかという点が最も大きな課題となりますが、体験等を通じて木に親しんでもらうこと、木や自然素材についての正しい知識を身につけてもらうことなどを地道に繰り返しながら、「いわき匠の森」や「100年輪の家」のコンセプトを知っていただき、家づくりを考えたときに選択肢の1つとして頭に浮かべてもらえるような位置づけになっていくことが必要だと考えています。さらに、母数を拡大していく必要もあるので、継続的なイベントの開催、多くの来場者の集客のほか、パンフレットやWebサイトを活用した広報も積極的に行っていきます。今後の活動運営費としては、会員からの会費、イベントで募集する出店者からの出店料、売上の一部等を充てることとし、活動を継続できる体制を構築していきます。
そして、今年度課題となったもう1点は、実際に参加工務店が建てた家で見学できるところがないということになり、予定していた見学・体験会が開催できないことになってしまったため、次年度以降は見込み客の方が見学・体験できる住宅の確保、そして実際に住んでいるお客様の感想等を集めることを行っていきます。これができることにより、見込み客の方が実際の暮らしをイメージしやすくなることで、成約の可能性が格段に上がることになります。
【次年度以降の計画】
年3回程度のイベント開催
新たな会員の募集
以 上