平成27年度 木づかい協力業者による木材利用の促進事業
伊佐ホームズ株式会社
実施概要
①木材流通コスト構造の実態調査②流通構造の課題調査と、革新的な流通構造モデルを定義
③実現可能な木材流通モデルの具体的イメージの作成
④森林計測システムの評価と、周辺システムの要件調査
⑤流通構造モデルを実現する上でのシステムの課題整理
得られた効果
本事業実施により得られた効果としては、① トレーサビリティの実現
⇒生産者の顔が見えることが施主にとって安心と愛着、山との繋がりを産む② 品質保証担保
⇒一定の選木基準に従った原木品質と乾燥と強度が施主の安心と安全に繋がる③ 価格の透明性確保
⇒納得できる価格の中から山元へお金を落とす、施主が山への貢献を実感するをモデル事業において実証でき、本格的な事業化の目処が立った事にある。
これにより、本事業で目指している
・木材の利用拡大
・木材の安定供給の体制確立
・ネットワーク構築による交流の推進
を達成でき、次年度以降の事業拡大(木材利用の促進のための、具体的な解決への取り組み・協力業者等参画メンバーの拡大等)に繋がると考えます。
今後の課題と次年度以降の計画
残された主要課題としては、・各種ルールの具体化及び、明文化(選木基準・商取引ルール等)
・参画メンバーの拡大(木材の供給・需要の確保)
・本格的事業化準備
が上げられる。
2017年度の活動としては、具体的な事業化準備に着手する。実施内容は、
① 事業ビジョンの策定
② 事業構想の明確化
③ 事業内容の定義
④ ビジネスモデルの決定
を予定している。尚、スケジュールとしては、以下を予定している。
2016年4月~10月
・事業内容と範囲の決定・ビジネスの概要検討
・ビジネス課題の確認と目標設定
・事業計画策定