住宅 関東甲信越

平成27年度 木づかい協力業者による木材利用の促進事業

(一社)日本フローリング工業会

実施概要

(一社)日本フローリング工業会は、岐阜県中津川市加子母地区の木材生産加工グループから㈱中島工務店、東京都の工務店グループから三勇床工事㈱、マルコー㈱、㈱ビスムカンパニー、丸矢木材工業㈱、フローリング等内装材製造グループから㈱平川木材工業、江戸川木材工業㈱、池見林産工業㈱の参画を得て、日刊木材新聞社及び(一社)日本フローリング工業会で構成する木づかい協力業者グループ「地域材活用フローリング等利用促進協議会」を10人で結成し、東京都新木場駅前に自己負担で建築した加子母材利用モデル住宅の建築過程を活用して東京都民にPRする木造住宅ワークショップ事業を実施した。
 

得られた効果

構造見学会から完成見学会まで9つのワークショップを実施した結果、延べ262人の都民が木造住宅の建築過程のワークショップに参加した。ワークショップに参加した都民は、実物の木造住宅の建築過程を経験できたことで、今後の加子母材木造住宅の建築に繋がることが期待される。
 

今後の課題と次年度以降の計画

今回のワークショップに活用したモデル住宅は、東京都新木場という極めて立地条件に恵まれた箇所に位置しているので、今後は、地の利を生かして東京都民のみならず埼玉県民、千葉県民など関東の都市圏を中心とした都市住民にいかにして新木場のモデル住宅を訪問してもらえるかが課題である。
このため、平成28年度以降は、ワークショップの成果をパンフレット等に取りまとめダイレクトメールやHPを通じて関東圏の都市住民に広くPRし、加子母材木造住宅の需要拡大を図ることとしている。