平成26年度 木造住宅等地域材利用拡大事業
一般社団法人島根県木材協会
事業概要
住宅購入要諦者に対する直接的なPRとして県産材を使ったモデル住宅の展示・見学会を開催した。またその他一般消費者へのPRとしてしまねWOODフェアを開催した。木育に関連した講演会などを行うとともに木の机・椅子などの木材PRを行った。それらの取り組みを通して、木材業界と建築業界の連携強化を図った。
事業実施により得られた効果
①「しまねの木の家」モデル展示事業
県内3カ所で地域材を使った木造住宅の展示、見学会を開催した。県民の方に県産材による木造住宅のPRが図られた。
②しまねWOODフェア
松江市内の「くにびきメッセ」において、地域材製品の展示に併せて、木育関連の取組(木のおもちゃに触れていただいたり、木育に関する講演会開催等)により地域材の普及啓発を行った。4,162人の来場者があり多くの県民の方に県産材による木造住宅、机・椅子等のPRができた。
③木材業界と住宅業界等との連携
①及び②の取組により木材業界と住宅業界や建築士等との連携が図られた。
今後の課題と次年度以降の計画
県産材のPRは県外の大阪等で毎年行われていたが、県内でのPRは木材市場等において小規模な開催にとどまっていた。今回県内で大規模なフェアを行ったのは24年ぶりであったが、出展業者も多くの来場者に手応えを得ることができた。また、会員の若手同士の連携と前向きな活動が芽生え始めた。
数年間は県内でこのようなフェアを行えば県民の県産材利用の理解が進むと考える。また、会員の活動も活発になると思われる。課題は経費負担である。
次年度以降は県とも連携して大消費地である大阪等での県産木材製品のPRを行う。