平成27年度 木づかい協力業者による木材利用の促進事業
一般社団法人 佐賀県木材協会
実施概要
県産木材の普及のため、各種建築工事に使用する木材の規格の統一及び、木材普及のためのイベントのツールとしての着ぐるみ等の作成を行い、木材の啓蒙普及につなげる。
得られた効果
行政・設計士・施行業者・木材業の関係者からなる検討委員会(3回)を開催し、規格統一をおこない平成28年度からの公共工事の設計におりこんでもらい、県産木材の利用拡大につなげる。
各種イベントに着ぐるみを活用(6回)し、消費者の関心を高める。
※具体的な内容については別紙参照
今後の課題
規格統一については、関係機関(行政・設計事務所)に今後PRを引き続き行う必要がある。
また、県内の製材工場は小規模のため、県産木材の供給体制(共同生産)整備がおくれており、今後は至急の体制整備を構築していく必要がある。
「別 紙」
①「木材規格化」
木材規格コーディネーターを、1名新規雇用(6月1日~11月30日まで)し、建築士・工務店・木材販売店・行政の意見を聞きながら、県産材製品の規格統一を目的に3回の検討委員会を開催した。
規格検討委員会の開催概要及び議事録(決定事項)については、別添のとおりです。
検討委員会 1回目 平成27年 7月24日開催 参加委員20名
2回目 平成27年10月 9日開催 参加委員 8名
3回目 平成27年11月18日開催 参加委員16名
検討の結果を踏まえて、県産木材のカタログ(250部)及びパンフレット(1,000部)を作成し、公共工事発注の各市・町及び県の行政関係に配布し、公共工事において統一した規格で設計して頂き、県産木材の利用拡大につなげていきたい。又、県産木材利用推進プランナー(佐賀県委託事業にて雇用)により、県内の建築士・工務店に配布し、県産木材の利用促進及び利用拡大につなげる、ツールとして啓蒙普及を今後も行う。
②「PR用資材作成」
各種のイベントでの県産材等の普及促進のツールとして、着ぐるみ・イベントスタッフ上着を活用し、木材(県産木材)への関心を少しでの高めてもらい、身近に木材を感じて頂いた。
今後も、各種イベントに参加し、消費者の方と触れ合い、木材への関心を高めて頂き、木材利用拡大に寄与していく。
又、佐賀県主催のイベントにおいて、イベント用構造材見学用建屋を作成し、当日、建設労連の会員による立て方のデモンストレーション及び餅投げを行い、木造建築物への関心を身近に感じて頂き、木材の利用拡大につなげていきたい。
1)着ぐるみの活用
- 平成27年 4月29日 SAGAウッドパークに参加(佐賀新聞社主催)
- 平成27年 9月20日 諸富産業祭・家具市に参加 (佐賀市主催)
- 平成27年 9月27日 住まいの耐震博覧会(福岡市)参加 (ナイス主催)
- 平成27年10月18日 佐賀県産材まつり(伊万里市)参加 (木材協会・伊万里木材市場主催)
- 平成27年10月25日 栗原木材店 ショールームイベント 参加
- 平成27年11月 1日 よかウッドフェスタ(佐賀市)参加 (佐賀県主催)
2)スタッフ上着活用
- 平成27年 9月27日 住まいの耐震博覧会(福岡市)参加 (ナイス主催)
- 平成27年10月18日 佐賀県産材まつり(伊万里市)参加 (木材協会・伊万里木材市場主催)
- 平成27年10月25日 栗原木材店 ショールームイベント 参加
- 平成27年11月 1日 よかウッドフェスタ(佐賀市)参加 (佐賀県主催)
3)のぼりの活用
「佐賀県産木材 取扱店」のぼりを作成(250枚)し、県内の木材販売店・製材工場に配布し、消費者の皆様が、県産木材を取り扱っている事業所が一目で分かるようにする事によって、木材への関心を高めてもらいたい。
記録写真
「PR用資材作成」
- スタッフ上着
- 平成27年10月18日 佐賀県産材まつり
- 平成27年10月18日 佐賀県産材まつり
- 平成27年9月26日・27日耐震博覧会
- 平成27年11月1日 よかウッドフェスタ
- 平成27年11月1日 よかウッドフェスタ
構造用見学用建屋
- 平成27年11月1日 よかウッドフェスタ