平成26年度 木造住宅等地域材利用拡大事業
宮崎県木材協同組合連合会
実施概要
1.木材需要拡大の取組
①スギ80本贈呈抽選会
平成27年7月11日(土)宮日会館において、スギ乾燥柱80本プレセント抽選会を実施。80名の当選者に対し、約200名の応募があった。抽選会の前に、霧島住宅(株)取締役社長 宮原謙治氏を講師に招き、木造住宅の良さのPRに務めた。
抽選会では、参加いただいた子供達に抽選会の手伝いをお願いし大変な盛り上がりの中で終了した。
2.広報事業
①メディアによる広報
本県で購読数の圧倒的なシェアを誇る宮崎日日新聞社に、広告を依頼し木造住宅の良さを広く県民にPRをした。
②セミナー開催
平成27年9月28日(月)ニューウェルシティ宮崎において、セミナー開催。前半ではアトリエ匠一級建築士事務所 代表 橋口芳弘氏に「汎用構造計算ソフトを組み合わせた非住宅木造の構造計算手法にさいて講演いただき、後半では、レモン設計 主宰 河野秀親氏に「魅せる木造建築」、宮崎県木材利用技術センター構法開発部副部長 下温湯盛久氏に「宮崎県における木造公共建築物」の事例発表をしていただいた。参加者は、工務店、設計関係者、製材所関係者、約60名が参加した。
3.展示会の開催
①県内、県外のフェア開催
- 平成27年6月12日(金)~13日(土)ヤマエ久野 住まいづくり展「ハウズ・フェスタ2015」(福岡市)
- 平成27年7月23日~8月6日 イオンモール宮崎「森の木ひろば」(宮崎市)
- 平成27年9月26日(土)~27(日)ナイス(株)「住まい耐震博覧会」(福岡市)
- 平成27年10月8日(木)福岡市木材組合「九州優良材特別記念市」(福岡市)
- 平成27年10月16日(金)~18日(日)沖縄県トータルリビングショウ(沖縄県宜野湾市)
以上5箇所に参加し、県内の事業者と連携とり、パンフレット配布、アンケート調査等を実施。多くのユーザーに対し県産材のPRに繋げることができた。また、本県は製材品の約7割を県外に出荷、中でも九州は約41%と構成比が高く福岡でのフェアは大変効果的であった。
得られた効果
スギ柱80本贈呈の抽選会においては、定数の約2倍の応募あり、木造住宅の関心の高さを知ることができた。
展示会の開催においては、宮崎2回、福岡2回、沖縄1回と実施したが、特に沖縄においては、木製品の展示は、当県だけとゆうこともあり、年齢を問わず木材に対しての良さを知っていただくフェアだった。
今後の課題
今回の事業で得られたプラスだったものを整理し、今後、継続的にPRしていくかが課題になってくる。また、県単事業とも連携し効率的な需要拡大に繋げることも検討が必要。
記録写真
- 抽選会会場
- 抽選会
- 木育活動(宮崎イオンモール)
- フェア開催(マリンメッセ福岡)
- 製品市場フェア(福岡市)
- 木材利用セミナー(宮崎市)
- 宮崎スギのPR(福岡国際センター)
- フェア開催(沖縄宜野湾市)