広報

実施概要

地域の工務店、設計事務所、建設業に携わる者を会員とする一般社団法人香川県総合建設センターを事業主体とし、地域で№１のメデｲアである西日本放送株式会社と協力し本事業を推進し、テレビ、ラジオ、インターネット、子育て世代ターゲットフリーペーパー等を利用した広報活動を行いました。

① 展示会キャラバン

• 四国産の木を使った動物アート工芸を集めた動物園を設置
  （丸太をチェーンソーで削ったどうぶつに直接触れていただいて、無垢材の木の重厚感、仕上がりの細やかさ、木目の美しさなど多くの方に、これが丸太から、チェーンソーから生み出されたどうぶつの表情であることに驚きと新鮮さを提供）
• パネル展示
  （パネル展示と体感体験コーナーの木のおもちゃを隣接して展示することにより、小さなお子さんが木のおもちゃで遊んでいる時に保護者の方にパネルをご覧いただけ、パネルからの情報を発信・提供）
• DVD上映
  （イベント支援・メディア連携組み合わせ事業(広域型)で作成したDVD並びに本事業に関する資料映像のDVDを上映）
• 体感体験コーナー
  （「森のかけら」、キューブ状の国産材のサンプルが１００種類入ったキットと、木育キャラバンの「木のおもちゃ」を活用し、「木に触れる、木を知る」を達成）
• 建築士・耐震診断士による相談会
  （木造建築、新築・リフォーム等、木造住宅の耐震化等を中心に個別相談を行い消費者が安心・安全な住宅で暮らせるようアドバイス。また、省エネ住宅ポイント制度の周知・相談を始め、住宅に関する様々な補助金制度の周知、相談を開催）

② 「木が好きやけんワークショップ」の開催

• 「地域材をもっと知ろう」○×クイズショー
  （参加型クイズにより地球環境、木の知識を深めました。3名の方が残るまでクイズを続け、優勝者、準優勝者に木のどうぶつえんからどうぶつをプレゼントしました。）
• 竹を使ってマイ箸づくり・国産材使用ペン立てキット組立て
  （木材の特性を理解しながら、竹を活用して箸づくりに挑戦していただきました。）

 

③ 広報活動（ラジオ）

（マスメディアとのコラボは、告知展開においても相乗効果を見込め公共性の高い活動ができた。）

• イベント告知CM
  （ワークショップの開催告知CMを香川、愛媛両県ともに開催日まで30本放送。
• オリジナル番組の制作
  （「地域材の利用と環境の関係性」と「木を使うことが元気な森を育てること」「地域材利用拡大事業」の周知活動として１回5分番組を計4本制作）
• 番組コーナー告知CM
  （上記オリジナル番組コーナーの20秒告知CMを30本放送）
• 地域材レポートのパブリシティ
  （「木の良さ」と「木づかいによる、地域温暖化防止などの環境貢献」「日本の森林・林業の現状」の情報発信を通し愛媛県・香川県における地域材利用の意義について知ってもらうことを目的とした5分程度のコーナーを制作）

得られた効果

マスメディア、ラジオを利用することでイベント開催地愛媛県、主都市圏その他地方に均一の広報ができました。
「木の良さ」「木づかいによる、地球温暖化防止などの環境貢献」「日本の森林・林業の現状」を広報し、地域に適した周知・認知できることが達成できました。
その達成は消費者に、地域材への興味関心を浸透させるとともに四国県内の木材需要の拡大につながる効果をもたらすこととなりました。
また、これからの日本を担う子供たちに地域材・木を身近に接する機会をつくることができ、本事業を通して「木の良さ」「木づかいによる、地球温暖化防止などの環境貢献」「日本の森林・林業の現状」を将来に伝えていくきっかけになり、中長期的にも地域材の需要拡大につながる効果をもたらすものとなりました。
事業期間終了以降にも消費者が木の良さ、木づかいによる地球温暖化防止等の環境貢献、日本の森林、林業への興味が続くよう、いつも身近に木があるようにイベントで使用した木のどうぶつは抽選でプレゼント、親子木工教室で制作した作品プレゼント、竹活用のマイ箸もプレゼントしました。各家庭での炭素の固定化が実現できました。

今後の課題

本事業でこれまでに執り行ってきた事項で問題点として感じたことは特にありません。
次年度以降も一般社団法人香川県総合建設センターは地域の建設業団体としての役割を十分に果たすために、地域工務店の業務をサポートし、地域産を使った木造建築物の受注が増えるよう、ラジオのレギュラー番組でエンドユーザー向けに木の良さ、木づかいの周知を行って参ります。