2−1 木造住宅関連についての質問 と回答
Q 2−1.7 日本の住宅建設コストは、外国に比べ高いと聞きますが。 |
A1
我が国の住宅建設費は、外国の建設費に較べ割高であると言われており、特に、
円高の進行により、最近、建築費の内外価格差に対する関心が高まっています。
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(財)日本住宅総合センターが平成3年に実施した住宅価格の日米比較によれば、
日米双方の業者によって、延床面積 150平方メートルの総二階建木造住宅につい
て、モジュールや屋根工事方法、内外装の仕上げについて両国の標準的なものを採
用することとして見積もりを実施したところ、1ドル125円の場合、日本では平均
2,800万円と、米国平均の1,400万円の2倍でした。
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また、財団法人住宅生産振興財団が、平成6年に実施した調査によれば、延床面
積164uの2階建てツーバイフォー住宅について、両国の標準的な工法・仕様を採用
することとして見積もりを行ったところ、1ドル111円の場合、日本では2,800万円
と、米国の1,500万円の1.8倍でした。
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このように、我が国の住宅建設費は米国に較べ2倍近いものとなっており、豊か
さを実感できる住生活の実現に向けて、住宅建築費を低減することが重要な課題と
なっています。このため、建設省は平成6年3月に、平成12年度までに標準的な住
宅の建設コストをこれまでの2/3程度とすることを目指す「住宅建設コスト低減
に関するアクション・プログラム」を策定しました。
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木材が木造住宅の建築コストに占める割合は10%から15%程度ですがが、木造住
宅の主要な資材として用いられていることから、その供給コストを低減させていく
ことが必要です。このため、林野庁においては、平成7年度から、森林所有者から
木材関係業者、大工・工務店までの連結による流通コストの低減、住宅に用いられ
る部材の標準化等により、木材の供給コストを図る「木材供給低コスト総合対策」
を実施されています。
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