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木質バイオマスの動向について 


   

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〔参考〕
平成15年度林野庁バイオマス関係予算概算決定

  • ソフト支援
    • 新用途木炭等利用促進事業(新規)                       4(0)百万円
      水質浄化や調湿等木炭の新用途利用の普及・啓発を図るための新用途木炭利用情報システムの整備及び木酢液に関する調査等を実施。

    • 木の香る環境整備促進事業(拡充)                   61(79)百万円の内数
      関係省庁等との連携による公共土木資材、環境保全に資する施設等への間伐材の利用促進や、間伐材を活用した試作品の製作等を実施。

    • 山村コミュニティ活性化モデル事業(新規)               21(0)百万円の内数
      集落間の連携強化による魅力ある地域づくりを推進するため、地域のマスタープランに基づき行われる木質バイオマス等の自然エネルギーの活用に対する支援(資源活用に関する実証調査、普及啓発)等を実施。

    • 地域木材産業体制整備事業(新規)                  131(0)百万円の内数
      地球温暖化の防止や循環型地域社会の構築を図るため、林地残材、製材工場残材、建設発生木材等の未利用木質資源の有効活用システムの策定等を実施。

    • バイオマス利活用フロンティア推進事業(新規)             1,800(0)百万円
      (農村振興局計上)
      地域の実情に応じたバイオマス利活用計画の策定、バイオマス利活用に関する調査・試験、システム構築、NPO支援に対する助成等を実施。

  • 技術開発
    • バイオマスエネルギー利用技術の開発(継続)                 23(46)百万円
      (農林水産技術会議計上)
      木材等のバイオマスを化石燃料に代替するエネルギーとして利用するため、木質ガス化燃料等の木質新燃料製造・利用技術の開発を実施。

    • 環境低負荷型新機能性木質系材料等の開発(継続)              14(34)百万円
      (農林水産技術会議計上)
      木材の高機能化技術の開発や新機能性木質系材料の開発により、廃棄段階において環境汚染を発生させない付加価値の高い木質系材料の開発を実施。

    • 木質資源循環利用技術開発事業(拡充)                 147(122)百万円
      木材成分のリグニン及びセルロース系成分を活用したリサイクルが可能な木質プラスチックや生分解性プラスチック原料としての利用技術の開発等を実施。

    • 木材利用革新的技術開発促進事業(継続)         38(44)百万円の内数
      民間企業等に対する公募方式により、木質廃棄物の抑制・再利用の促進、木材の品質向上、環境への負荷の少ない木材加工等の木材利用推進に関する革新的な新技術・新製品の開発を実施。

    • 木質資源循環型総合利用システム化促進事業(継続)    13(16)百万円
      木材成分のリグニン及びセルロース系成分の化学、生化学的利用技術を適用し、木質資源の総合利用を実現する循環型総合利用システムの策定等を実施。

  • 施設整備
    • 木質バイオマスエネルギー利用促進事業(拡充)     1,059(353)百万円
      木質バイオマスの利活用のため、林地残材等の効率的な収集・運搬に資する機材や木質バイオマスエネルギー利用施設等の整備を実施。

    • 林業経営構造対策事業(拡充)     1,446(1,589)百万円の内数
      間伐材等の木質資源の有効利用を図る観点から、間伐材等のバイオマス利用促進施設や木質エネルギー施設等の整備を実施。

    • 木材産業構造改革事業(拡充)       2,411(2,648)百万円の内数
      外材に対抗できる木材の供給体制を推進し、森林資源の循環利用に資するため、木材産業の構造改革を踏まえて、森林バイオマス活用施設等の木材加工流通施設等の整備を実施。

    • むらづくり維新森林・山村・都市共生事業(継続)     838(783)百万円の内数
      循環型地域づくりに向けて、木質バイオマス資源等の自然エネルギー活用施設、林地残材等のチップ化のための機材整備、原料集積のための作業路網等の整備を実施。

    • フォレスト・コミュニティ総合整備事業(継続)   36,374(39,082)百万円の内数
       緑豊かな森林に囲まれた居住環境(フォレスト・コミュニティ)を広く創出するため、山村基盤整備の一環として、自然エネルギーを利用した電気、熱等供給施設のための用地及び配管等の整備を実施。

    • 木材産業体質強化対策事業(継続)         80(89)百万円の内数
      木材産業の体質強化を図るため、加工・流通の合理化や環境保全に資する設備(木くず焚きボイラー等)導入に要する借入金に対する利子助成を実施。

    • バイオマス利活用フロンティア整備事業等(新規)       2,000(0)百万円
      (農村振興局計上)
      バイオマス利活用の全国の取組モデルとなる事例を構築し、その普及を図るため、地域の実状に即した新技術を活用した施設整備や技術を複合的に活用した施設整備を実施。

  • 金融措置
    • 林業・木材産業改善資金(仮称)貸付枠(新規)         100億円の内数
      林業改善資金について、これまで林業分野を重点に置いたものから、木質バイオマス利用使用施設の整備等木材産業分野も対象とした資金(林業・木材産業改善資金(仮称))に再編。

    • 木材産業等高度化推進資金貸付枠(継続)     1,268億円の内数
      未利用資源の有効活用等を促進するため、未利用資源の引取、加工を行うために必要な資金の融資を実施。

    • 農林漁業信用基金信用保証(継続)

  • 独立行政法人森林総合研究所による研究
      (農林水産技術会議計上)
    • 農林水産バイオリサイクル研究(拡充)         800(600)百万円の内数
      木質系廃棄物等を用いたメタノールへの変換をはじめとするリサイクル、リユース技術の開発を実施。

    • 「地球温暖化が農林水産業に与える影響の評価及び対策技術の開発」(拡充)のうち「化石燃料に代替する新エネルギー生産実用化技術の開発」      409(399)百万円の内数
       木質系廃棄物を用いたエタノールへの変換技術の開発を実施。

 

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