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吉野川流域、那賀・海部川流域
素材生産については、徳島県が平成17年度から取り組んでいる「林業再生プロジェクト」の「新
間伐システム」によって高性能林業機械を駆使した作業システムを確立し、生産効率を高めています。加工面ではスギ正角の生産基盤の強化、人工乾燥施設の導入推進、プレカット施設の改善などに取り組んでいます。「新間伐システム」では、幅員2m程度の簡易作業路の開設(150m/ha程度)、団地化の促進(1団地30ha以上)をベースに、小型スイングヤーダ、小型プロセッサ、フォワーダの高性能林業機械3点セットを駆使して間伐作業の生産性を6m3/人日程度にまで高めています。緩傾斜地の集材にロングアームグラップルを活用するシステムも導入しています。間伐作業は2残1伐の列状間伐を基本としています。また、ロングアームグラップルを活用した小面積皆伐も実施し、生産性10m3/人日を達成しています。 |
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